
■サッカー FIFAクラブワールドカップ第1節 リーベル・プレート3ー1浦和 (日本時間18日 米ルーメン・フィールド)
FIFAクラブワールドカップ2025のグループステージ第1節。日本から唯一参戦した浦和レッズが南米の強豪リーベル・プレートに1-3で敗戦した。
試合開始からリーベル・プレートがボールを支配するなか、浦和はGK西川周作(39)のロングボールや、ボール奪取からの素早いカウンターでゴールを狙った。
スコアが動いたのは前半12分。リーベル・プレートはハーフウェイライン付近でボールを受けた右サイドのフランコ・マスタントゥオノ(17、アルゼンチン)が内側に切り込むと、逆サイドのマルコス・アクーニャ(33、アルゼンチン)へ展開。2タッチで素早くクロスを蹴るとFWファクンド・コリーディオ(25、アルゼンチン)が頭で合わせゴールに流し込んだ。
前半ボールを持たれる時間が続いたが、浦和もチャンスを作った。
25分、マテウス・サヴィオ(28)のCKの流れから生まれたこぼれ球に松尾佑介(27)が滑り込みながらシュートを放つもこれはオフサイド。さらに32分には、フリーキックからマリウス・ホイブラーテン(30、ノルウェー)が頭で合わせたボールはゴールネットを揺らしたが、これもオフサイドの判定に阻まれた。
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前半を1点ビハインドで終えた浦和はメンバーを変えずに後半へ。
すると後半開始からわずか3分、自陣ペナルティエリア付近の競り合いからホイブラーテンのヘッドで戻したボールに相手FWのドリウシが飛込み0-2。不用意なプレーから追加点を奪われた。
チャンスを作ったのは後半11分。相手のプレスを潜り抜けたパスワークから相手ペナルティエリア内で金子拓郎(27)が倒されPKを獲得。ゴール裏のサポーターたちの声援を受けた松尾がPKをゴール左隅に流し込み、反撃の狼煙をあげた。
その後攻め込む回数は増えた浦和だったが後半28分には相手にゴールを決められ再び2点差に。人数をかけて守りを固めた相手を崩すことが出来ず1-3で敗れた。
次戦は日本時間22日、欧州チャンピオンズリーグで準優勝の成績を残したイタリアの名門インテルと対戦する。
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