エンゼルス、強力ヤンキース打線相手に連夜の完封勝利 ベテラン右腕ヘンドリックスがチーム最多5勝目
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2025年06月18日 12:41 ベースボールキング

今季5勝目を挙げたエンゼルスのカイル・ヘンドリックス(写真=GettyImages)● ヤンキース 0−4 エンゼルス ○
<現地時間6月17日 ヤンキー・スタジアム>
ロサンゼルス・エンゼルスが東地区首位ヤンキースに2試合連続の完封勝利。先発登板したカイル・ヘンドリックス投手(35)が6回無失点と好投し、チーム最多の今季5勝目を挙げた。
リーグ最多得点を誇る強力打線にベテラン右腕の投球が冴え渡った。先発ヘンドリックスは初回先頭のドミンゲス、2番ジャッジを続けて見逃し三振に仕留めると、3番ベリンジャーには二塁打を浴びるも、4番スタントンを遊ゴロに打ち取って無失点の立ち上がり。2回裏には先頭四球を与えながらも後続から2三振を奪って無失点とした。3回裏は一死一塁から2番ジャッジを一邪飛、二死二塁のピンチでは3番ベリンジャーを左飛に打ち取った。
4回裏にも無死の走者を背負ったが、決定打は許さず。5回裏にはこの試合唯一の三者凡退を記録した。そして6回裏、先頭の2番ジャッジ、3番ベリンジャーを連続三振に仕留め、2020年9月18日の登板以来となる9奪三振をマーク。試合通して90マイル(約145キロ)にも満たない球速ながら、リーグ最多得点のヤンキース打線を散発の4安打、三塁すら踏ませず無失点に封じ込んだ。
エンゼルスは2回表にルイス・レンヒーフォの適時打で先制し、続く3回表にはテーラー・ウォードの2点適時打でリード拡大。ヘンドリックスの後を受けたブルペン陣が無安打リレーで終盤を締め括った。延長11回まで戦った前日から強力ヤンキース打線を20イニング連続無失点に抑え、敵地4連戦を2勝0敗で折り返している。
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