京都などで今年初の猛暑日 この暑さはまだ続く?22日(日)頃からは寝苦しい夜も

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2025年06月18日 15:20  日本気象協会

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日本気象協会

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今日18日の近畿地方は、各地で真夏のような暑さとなっています。厳しい暑さは長く続く見通しで、来週も熱中症「危険」レベルとなる日があるでしょう。22日(日)頃からは一段と湿度が上昇し、寝苦しい日が多くなりそうです。体調の管理にくれぐれもご注意ください。
※最高気温は14時30分までの速報値です。このあと更新する可能性があります。

京都などで今年初の猛暑日に 各地で真夏のような暑さ

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今日17日も、梅雨前線はみられず、梅雨が明けたかのような天気図です。
近畿地方は、太平洋高気圧に覆われて、各地で真夏のような暑さとなっています。
内陸部を中心に35℃以上まで気温が上がり、京都府京都市、京田辺市、滋賀県大津市、奈良県十津川村(風屋・かぜや)など今年初めての猛暑日(最高気温35℃以上)となりました。大阪市も今シーズンに入って一番の暑さとなりました。

この先も熱中症「厳重警戒」が続く 「危険」レベルの日も

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この先、20日(金)にかけては強い日差しが照りつけ、真夏のような暑さが続くでしょう。熱中症に厳重な警戒が必要です。
22日(日)ごろから天気に少し変化が出てきますが、熱中症「厳重警戒」レベルは変わらず、来週にかけて紫色の表示、「危険」レベルとなる所もあるでしょう。
この暑さは、おさまる兆しがまだ見えない状況です。

また、22日(日)頃からは一段と湿度が上昇し、夜間の気温が下がりにくくなるでしょう。日中だけでなく、夜も寝苦しい日が続きそうです。
できるだけ疲れをためないよう、食事や睡眠をしっかりとるなど、規則正しい生活を心がけてください。

熱中症の応急処置のポイント

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熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。

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