バイエルンの獲得候補に挙がっている三笘薫 [写真]=Getty Images バイエルンがブライトンに所属する日本代表FW三笘薫に関心を寄せ続けているようだ。17日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
ドイツ代表FWレロイ・サネのガラタサライ移籍が決定し、同FWセルジュ・ニャブリやフランス代表FWキングスレイ・コマンの去就も不透明となっているバイエルンは、今夏の移籍市場でウイング(WG)の補強を画策。パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表FWブラッドリー・バルコラをトップターゲットとしつつ、獲得困難との見方が強いことから、その他にも複数の選手の動向を注視している。
そんな中、リストの上位に名を連ねているアスレティック・ビルバオ所属のスペイン代表FWニコ・ウィリアムズにバルセロナ移籍の可能性が浮上。ハンジ・フリック監督からの誘いを受けた22歳のアタッカーは加入に前向きで、減俸も厭わない構えだと報じられている。今後、バルセロナは選手登録など懸念事項への検討を重ね、問題がなければ本格的に獲得へ乗り出す見込みだ。
『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者によると、バイエルンはバルセロナが資金難に陥った場合に備えてニコ・ウィリアムズへの関心を継続しており、交渉の際に必要となる情報も十分に収集しているとのこと。一方で、その他の選手にも目を向けており、以前から獲得候補に挙がっている三笘についても接触があるようだ。
なお、バルコラやリヴァプール所属のオランダ代表FWコーディ・ガクポ、ミラン所属のポルトガル代表FWラファエル・レオンらの動向も引き続き注視しており、選手側と連絡を取り合っていると報じられている。現時点でバイエルンの優先度は不透明なものの、三笘は欧州屈指の名門クラブの獲得リストにしっかり残り続けているようだ。