
今日のお食事会では、私の分のお皿も箸も用意されていませんでした。しばらく自分の置かれている状況に頭がついていきませんでした。ことの真相はよく分かりませんでしたが、ひとまず食事にはありつけたのでよかったです。帰宅してから夫に話しました。

すぎたことをいつまでも考えていても仕方ありません。切り替えていかなければ! そう思い、私はもし次、同じことが起きたら、夫には「お義母さんが私の分の食事を忘れちゃったりしたら……あなたからしっかりと伝えてほしい」と、お願いしました。

はじめ夫は「なんで? 自分で気が付いたなら自分で言った方が早くない?」と言っていました。しかし、あそこは「夫の」実家であって、私はあくまでも他人です。義母は夫からしたら母親かもしれないけれど、私からしたら他人なのです。私が説明すると、夫は理解してくれたようでした。

2回目の食事会のあと、私の分の食事がなかったことに対して夫は何も感じていないようでした。
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しかし夫は、次に同じことがあった場合はちゃんと私の代わりに主張してくれると言ったのです。
だからきっと次は大丈夫。
何があっても夫が話してくれるはず。
そう思えたから再び食事会に出向いたのですが、まさかの「言うだけ」だった夫……。
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「ないなら仕方ないね」と言わんばかりに茶碗蒸しを渡してくる夫に、私は絶望感を抱いてしまったのです。
【第3話】へ続く。
原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・よしはな 編集・石井弥沙
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