猪瀬参院議員の敗訴確定=朝日「セクハラ」報道は真実―最高裁

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2025年06月19日 18:01  時事通信社

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日本維新の会参院議員の猪瀬直樹氏
 2022年参院選に立候補予定だった女性の胸に触れたことを「セクハラ」などと報じられ、名誉を傷つけられたとして、日本維新の会参院議員の猪瀬直樹氏が朝日新聞社などを相手取り、損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第3小法廷(平木正洋裁判長)は猪瀬氏側の上告を退ける決定をした。18日付。報道は真実の証明があるなどとして請求を棄却した一、二審判決が確定した。

 一、二審判決によると、朝日新聞社は22年6月、同社ニュースサイト「朝日新聞デジタル」で猪瀬氏について「東京選挙区で維新から立候補予定の女性を応援演説した際、体に複数回触れたことに批判がわき起こっている」と報道。上智大の三浦まり教授の「胸に触れていたように見えました。間違いなくセクハラではないでしょうか」などとするコメントも掲載した。

 一審東京地裁は23年12月、猪瀬氏が女性の胸部にたすきの上から意図的に触れたと認定。重要な部分について真実の証明があり、「セクハラ」との指摘も「意見や論評の域を逸脱していない」と結論付けた。東京高裁も24年10月、一審判決を支持し、同氏側控訴を棄却した。 

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  • 次々と問題を起こす「異心の会」の面々.これがポピュリズム政党の行き着く姿である.いっそうのこと,分かりやすく「欲心の会」に名称変更したらどうだ!
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