驚くほど冷たい?!【ワークマン】“マイナス5度のストレッチパンツ”をはいてみた はき心地は?

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2025年06月20日 11:40  Fav-Log by ITmedia

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ワークマンの「4D冷感アイスパンツ」を着てみた(写真は全て筆者撮影)

 機能的でありながら、リーズナブルなウェア・アイテムがそろう「ワークマン」。そのワークマンでは、暑い季節にうれしい接触冷感素材を使用したウェアも展開しています。

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 この記事では、ワークマンの接触冷感素材を使用したストレッチパンツ「4D冷感アイスパンツ」を紹介します。ワークマン好きの筆者が購入し、筆者の夫が使用しているパンツです。

 ストレッチ性があるので、作業時に非常に使いやすいパンツなのですが、気になる点もありました。ここでは使用感についてお伝えします。

●夏のパンツとしては生地が厚くて重いかも……

 4D冷感アイスパンツは接触冷感素材を使用したロングパンツで、遮熱機能も備えています。また4Dカット立体裁断により、少し丸みを帯びたデザインになっています。そのため日本人に多いO脚の人でも体にピッタリフィットします。

 暑がりの夫が釣りなどのアウトドアシーンで使えそうだと思い購入したのですが、夫に渡した瞬間「あれ? 重くない?」と言われてしまいました。夏用パンツは軽い印象があったのですが、ジーンズよりも少し軽いくらいで、夏用パンツと言われてもピンとこないような重さがあります。

 実は筆者は、店舗取置依頼サービスを利用して購入したので、買う前に実物を見ることなく購入しました。店舗レジで会計をしている際に、「ちょっと重いかも……」と思ったのは事実です。

 生地が厚手なので、風が通るようなスーッとした涼しさを感じることはできません。ただ生地がしっかりしているので、アウトドアや作業の際には安心してはくことができそうです。

●接触冷感について

 4D冷感アイスパンツは、「OEKO-TEX認証」を取得している加工場で生産した生地を使用しています。OEKO-TEX認証とは、世界最高水準の繊維製品の安全性をはじめ、環境や働く人にも配慮した生産体制がとられているかを厳しくチェックする、人と地球に優しい繊維製品の証です(出典:一般財団法人ニッセンケン品質評価センター)。

 安全性が保証された4D冷感アイスパンツの生地には、特殊な結晶体を含んだ石を粉状にしたものが練り込まれています。これにより高い冷感性を実現。第三者検査機関による生地比較試験によると、比較生地よりも熱線を遮へいし、パンツ内の温度上昇を約5度軽減しています。

 「マイナス5度」と聞いて、よほど冷たくて心地良いのだろうと非常に期待してしまっていたということもあり、実際にはいてみたらそこまでの冷感性を感じませんでした。

 もちろん、冷感性がないパンツに比べると冷たさはあります。ただ、遮熱効果があるとはいえ、やはり夏の屋外では暑さを感じるので、自身で「冷感」のハードルを上げない方が良いな……と感じました。

●立体裁断&ストレッチ性により動きやすい

 4D冷感アイスパンツのマイナス点を並べてしまいましたが、はきやすさ・動きやすさという点では非常に優秀だと思います。

 立体裁断を採用しており、膝部分が少し盛り上がっています。さらに生地自体にストレッチ性もあるので、膝の曲げ伸ばしがしやすいです。

 そして少し丸みを帯びたデザインなので、日本人に多いO脚にも対応しています。

 ストレッチ性に関しては、縦にも横にもしっかり伸びます。立体構造に加えてこのストレッチ性があるので、全体的に細身のシルエットですが、屈んでも窮屈さはありません。

●比較的涼しい場所で作業をする人向けのパンツ

 4D冷感アイスパンツは、冷感よりも動きやすさに注目したいパンツです。炎天下での作業よりも、少し涼しい場所で作業をする人向けのパンツだと感じました。

 価格は2900円(税込)。カラーはインディゴネイビー、アッシュベージュ、ミックスグレー、ディープフォレストに加え、2025年モデルにはアイボリーとブラックの2色が登場しています。

 サイズはS〜4Lで、身長175cmの人はLサイズを着用しています。丈は少々長めですが、細身シルエットなのでフィット感は高めです。

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