東海は23日(月)から広く雨に 27日(金)までずっと雨 梅雨明けはいつ?

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2025年06月20日 12:40  日本気象協会

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日本気象協会

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東海地方は、今週は梅雨明けしたかのような、晴天と猛暑が続きました。梅雨の中休みは22日(日)までで、23日(月)からは、広く雨が降るでしょう。来週は、梅雨前線や湿った空気の影響で、雨の降る日が続き、雨量が多くなる恐れがあります。

今日20日や明日21日の晴れ間を有効に 来週は梅雨空が戻る

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今日20日の東海地方は、岐阜県を中心によく晴れていますが、太平洋側の地域では、湿った空気や気圧の谷の影響で、少し雲が多くなっています。夜にかけても、高気圧圏内で晴れ間が広がりますが、山沿いの一部では、にわか雨がありそうです。
明日21日も、高気圧圏内が続くため、晴れ間が広がるでしょう。各地で30℃以上の真夏日となるため、お出掛けの際は、熱中症に十分警戒してください。
22日(日)は、湿った空気の影響で、雲が広がりやすいでしょう。広い範囲で雨の心配はありませんが、所々で、にわか雨がありそうです。

23日(月)以降は、梅雨前線が本州付近に南下し、停滞する見込みです。23日(月)から広く雨が降り、梅雨空が戻るでしょう。27日(金)頃まで、雨の降る日が続く見込みです。長い時間、雨が降ることや、前線の活動が活発になるため、雨量が多くなる恐れがあります。最新の気象情報に注意が必要です。

猛烈な暑さは収まる ムシムシとした不快な暑さの日が多い

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昨日19日まで、名古屋で3日連続の35℃以上の猛暑日となるなど、6月中旬としては記録的な暑さとなりました。この先、曇りや雨の日が多く、強い日差しが遮られるため、気温の上昇は抑えられそうです。ただ、湿気が多く、ムシムシとした不快な暑さの日が多くなるでしょう。十分な睡眠を確保するなどして、体調管理に気をつけましょう。

28日(土)〜7月3日(木) 強い日差しと猛暑が戻る 梅雨明けはいつ?

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次の週末、28日(土)から29日(日)は、にわか雨はあるものの、広く晴れ間が戻る見込みです。その先も、日本付近で梅雨前線の影響は小さいでしょう。太平洋高気圧に覆われて、晴天と猛暑が続きそうです。

なお、昨日19日、日本気象協会は、第1回「2025梅雨明け予想」を発表しました。太平洋高気圧が早い時期から強まり、東海地方では、平年(7月19日ごろ)よりかなり早く「7月上旬」に梅雨明けとなる見込みです。梅雨明け前から猛烈な暑さとなっていますが、異例の早さで梅雨明けし、暑さとの戦いが長期戦になるかもしれません。農作物や家畜の管理などは、暑さ対策を早いうちから進めておくとよさそうです。

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