イスラエルのサール外相(左)と握手する岩屋毅外相=5月13日、東京都千代田区(AFP時事) 岩屋毅外相は20日、イスラエルのサール外相と電話会談し、同国とイランの交戦に関し、「報復の応酬による甚大な被害を深く懸念する。沈静化が何よりも重要だ」と伝えた。在留邦人保護への協力も要請。サール氏は「協力する」と応じた。
岩屋氏は、イランの核開発について「許されない」と非難。その上で「協議を通じた解決の努力が重要だ」と指摘した。
両外相は、パレスチナ自治区ガザの情勢を巡っても協議。岩屋氏は、民間人保護と人道支援活動の強化など、国際人道法を含む国際法を順守するよう強く求めた。