
先輩は尊敬できる存在であってほしいものだ。投稿を寄せた30代男性(年収650万円)は、新卒入社した機械メーカーで先輩にキレたエピソードを綴った。
先輩は中途入社組だったそうで男性より10歳以上年上だった。前職も同業だったそう。一言で言うと、「一緒に仕事をしたくない奴を煮詰めて凝縮したような奴」だったという。
「仕事のノートやメモを取らず、人のノートやメモを勝手に見て仕事をする」
「消耗品や在庫を使っても補充やオーダーを絶対にしない」
「仕事が雑で確認しないから、客に迷惑をかける。ミスをして反省もしないで人のせいにする」
他にも不満はまだまだあった。(文:長田コウ)
ウザすぎる…「ヤクザの若頭の名刺」を財布に入れて見せてくる先輩
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機械のことで客にアドバイスを求められた時にも、信じられない対応をしたのだ。
「オタクが判断すること。そんなん知らんですわ」
客に対してこの態度なのだから、社内ではもっとひどい。後輩に借金する上、使い道はパチンコ。「ここぞというときには大勝ちするんだ。凄いだろ?」と言いながら頻繁に借金を申し込んでくる有り様だ。
周囲にイキりたいのか「ヤクザの若頭の名刺」を財布に入れ、見せつけてくることもあった。プライベートでもメチャクチャなところがあったようだ。
「40歳前後で3回目の結婚をしている。2回目と3回目の結婚は不倫相手を妊娠させてからの乗り換え」
「お金の管理が出来なくて妻にクレカを取り上げられているのに、こっそりと量販店でカードを作り、その場の思い付きで犬を買う」
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しかも、自分の不倫をやめればいいだけなのに、夫婦仲が悪い事を「平日夜中の2時に上司に電話」で相談してきたこともあったそう。
「まず、仕事上の先輩の不始末を穏やかに指摘」
最初の数年は、入ったばかりということもあり男性の方が我慢していた。しかし、数年経てば「仕事のレベルが逆転」した。
「完全に私の方ができる状態です(先輩のくせに仕事の難所があると私に頼ってくる始末)にもかかわらず、あらゆる事でマウントをとってドヤ顔します」
やがて先輩の問題児ぶりに上司のメンタルがやられてしまった。そこで男性が先輩を懲らしめることを決めたそう。
「まず、仕事上の先輩の不始末を穏やかに指摘。この時点で全く関係ない話を初めて逆ギレしてきたのですが、ここで自分の話に戻そうとしても一切聞かないので、全部話を聞いてやりました」
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その場から立ち去ろうとした先輩に向かって、一喝を入れた。
「毎度テメェの言いたいことだけ言って逃げてんじゃねぇ。こっちの話はこれからだ。座れボケ!!」
その流れのまま、「今まで先輩がやらかした事や、そのリカバリーが如何に大変であったかや、生活上の不始末の数々で会社や一緒に働く人間に迷惑をかけていることをかなりキツく指摘」した。
それ以降、キレた男性に対しては大人しくなった先輩。しかし、会社側が何か指摘すると「気に入らなければ解雇してくれ」などと開き直る態度を取っていたという。結果、「元々仕事ができない無能」だったこともあり、「半年くらい経って本当に解雇されて退職」したのだ。
辞めていくときには「同僚一人ずつに偉そうなセリフ」を置いて行ったようで、男性に対しては「優しさを持て」だった。この言葉にも、いろいろ思うことがあったという。
「他人の優しさに縋って生きてきた無能が、自覚も無く偉そうに……と思って気色ばんだのですが、 最後くらい言わせておけと上司に止められていたので、何も言いませんでした。やっぱり言っておけばよかったなと思います」
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