
【写真】恵子(松下由樹)からの手紙を読む拓人(野村康太) ドラマ24『ディアマイベイビー〜私があなたを支配するまで〜』最終回場面カット
俳優の拓人(野村康太)は、かつてのマネージャー・恵子(松下)との再会に戸惑いながらも、再び姿を消した彼女を追い求めてしまう。周囲からの制止を受けるほど恵子を恋焦がれるようになる拓人は、ついに恵子の居場所を突き止める。
拓人から、マネージャーとして戻ってきてほしいと懇願される恵子。しかし彼女は、愛が強烈な束縛へと変わってしまったことを後悔している様子で「もうあなたの人生には関わらない」と拓人を拒絶する。
それでも恵子をあきらめきれない拓人は、出演していたドラマがクランクアップすると俳優を引退。改めて恵子のもとを訪れる。拓人が相当な覚悟で会いに来てくれたことを知り、感激の涙を流す恵子。2人は久しぶりに笑顔で食卓を囲む。
翌朝、拓人が目覚めるとそこに恵子の姿はなく、1枚の置き手紙がある。そこには恵子から拓人へ向けた謝罪と別れの言葉がつづられていた。外に飛び出した拓人は、恵子の“なきがら”を発見すると、すでに息絶えた彼女を抱きかかえながら「ホント…自分勝手だよ恵子さん…」と号泣するのだった。
そこから2年後。拓人が恵子の暮らしていた家に「ただいま〜」と入っていく。拓人は笑顔で「今日はキャベツが安かったんですよ」「卵もたくさん買ってきたんです」と誰かに語りかけている。彼の視線の先にあるのは、巨大な恵子の遺影。拓人は不気味な笑みを浮かべながら、何かに取り憑かれたような笑い声を上げるのだった…。
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