
【写真】ミッフィーと一緒に空へ! 新エリア“2大アトラクション”の様子
■スリルが欲しい・欲しくない どちらも楽しめる
まずは、エリアに入ると1番に目に飛び込んでくる「アンクルパイロットのフライトアドベンチャー」へ! こちらはミッフィーがパイロットのおじさんと飛行機に乗り空を飛ぶ、アニメーション作品の世界を体感できるライドアトラクションです。
飛行機は全9機の4人乗り(大人は2人まで)で、シートベルトの着用が必須。120cm未満は保護者の同伴が必要で、身長90cm未満は利用不可となっています。
座席は前列と後列に分かれており、前列はハンドルの間にあるボタンで機体の操縦が可能。ボタンを押すと上昇し、指を離すと低空飛行へと切り替わる仕様です。上昇する瞬間は浮遊感があり、ふわっとする感覚が苦手な人はちょっぴり怖さを感じるかも。ただボタンを押さなければ低空での空の旅を満喫できるため、スリルが欲しい人、絶叫が怖い人のどちらにも歩み寄った設計のアトラクションといえます。
ちなみに、1番高い位置で飛行すると、ハウステンボスのヨーロッパ風の街並みを一望できるだけでなく、ミッフィーやパイロットのおじさんと一緒の目線で空の大冒険を体験できます。
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続いては、「ミッフィー&フレンズのヨットセーリング」に挑戦! こちらはアニメーション作品「Miffy‘s Adventures Big and Small “Miffy and the toy boat”」の世界を表現したヨット型のライドアトラクションです。
ヨットは全14機の2人乗りで、歳未満・身長90cm未満は利用不可。ヨットには、ミッフィーやボリスなどの仲間たちが乗っていますが、キャラクター(ヨット)の指定はできず、どれに当たるかはその場でのお楽しみとなっています。
体験中は安全バーを装着。いざスタートすると、くるくると回るスピード感に波に乗るような上下の動きが加わり、乗り物酔いしやすい筆者からすると酔い度はやや高め。「アンクルパイロットのフライトアドベンチャー」のような高さはないものの、スピードは本アトラクションの方が早く、油断しているとちょっぴりスリルがあります。
とはいえ、落下や急発進、急上昇などの変化はないため、スピードに慣れてくれば安心して楽しめました。絶叫に乗るのは怖いけれど、スピードのあるアトラクションにチャレンジしてみたいという子どもが始めて乗るのにぴったりなアトラクションといえそうです。
「アンクルパイロットのフライトアドベンチャー」&「ミッフィー&フレンズのヨットセーリング」は、いずれも約100秒ほどのアトラクションでした。
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「アトラクションは正直苦手」という人&ミッフィー好きにオススメしたいのは、国内初の常設グリーティング施設「グリーティングギャラリー」。こちらはアートギャラリーをイメージした空間で、ミッフィーとグリーティングや記念撮影ができるスポットです。
まるでお家のような空間に足を踏み入れると、ミッフィーの作者であるディック・ブルーナ氏の作品が展示。待ち時間はアートを鑑賞しながら、ミッフィーと出会えるワクワク感を募らせましょう。
そして、ミッフィーとのグリーティングタイムでは、撮影タイムを満喫! 1グループ1台まで写真撮影に対応してくれるため、1人で足を運んでも、キャストがミッフィーとの2ショット写真をかわいく撮ってくれます。ミッフィーが目の前で手を振ってくれたり、ぎゅっと抱きしめてくれたりと、ミッフィー好きにはたまらない時間を過ごすことができるでしょう。
■混雑に応じてパスの有効活用
ちなみに「ミッフィー・ワンダースクエア」は、通常チケットがあれば誰でも自由に楽しむことが可能。ただしオープンしてしばらくは、待ち時間が長時間になることが予想されます。比較的開いていると予想されるのは、開園直後と夕方16時以降です。
より快適に楽しみたい人は、待ち時間を短縮できる「エクスプレスパス」の活用を検討するのもアリ。WEBにて数量限定で販売される優先チケットで、各アトラクション1000円で購入できるほか、3つのアトラクションと1つのレストランを優先利用できるチケット「ミッフィーエンジョイセット」は2900円(価格は全て税込)で購入可能です。
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いよいよオープン日を迎えた「ミッフィー・ワンダースクエア」。2025年秋には、ミッフィーが見た絵本の世界を、まるでページをめくるように体験できるウォークスルー型アトラクション「ミッフィーのドリームストーリーブック」も追加オープン予定と、ミッフィーの70周年に合わせて、大盛り上がりの1年となりそうです。