群馬県邑楽郡の町立中学校で女子生徒にわいせつな行為をしたとして元教員の男性が有罪判決となった事件で、平田郁美・県教育長は20日の定例記者会見で「あってはならないことで許されない」と述べ、県教委として調査を進める方針を示した。
事件を巡り被害者側は、校長からの「口止め」の有無や、学校や町教委が県警に通報しなかった点を問題視。校長の異動や懲戒処分などを求めて意見書を県教委に提出している。
県教委は5月、町教委に経緯についての報告書の提出を要請した。報告書の提出の有無について県教委学校人事課長は「人事案件としてお答えできない」と述べ、被害者側の意見書についてもコメントは避けたが、「懲戒処分の場合は基準に従って公表する」と話した。【加藤栄】
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