「ベッドから投げ出され」大ケガの原口一博議員に寄せられる温かメッセージ、同情票で追い風か

《疲労して眠っていたところ突然、強い衝撃を受けて起き上がれなくなりました。気づけばベットから投げ出されていました。右目のまわりが打撲したのか黒く腫れ、左の脇腹の肋骨が7本折れていました。自力で救急車を呼んで搬送されたものの、強い痛みで息が良く吸えず酸素吸入をしています》

2016年にも右腕と右足を骨折

　肋骨7本を折る重傷を負ったことを6月16日にXで明かしたのは、立憲民主党の原口一博衆議院議員（65）。

「寝てたら突然って、暗がりで刺客に襲われたんじゃないの？」

　など陰謀論も一部で巻き起こったが、翌日の17日に原口氏が、

《ベッドから落ちたのは事実です。眠っていたので何で目がこうなっているかわかりませんが、椅子の足にぶつけたのではないかと思います。暴行も受けていません。武道を少しですがかじっており、ここまでボコボコにされることはありません》

　と暴行ではなく、自宅ベットから落ちたと投稿。これにXユーザーからは、

「危ない目に遭わされたのでなければ良かったです」

「原口さん、大変心配です。夢に出るくらい心配しました」

「どうかご無理なさらず、一日も早いご回復を心よりお祈り申し上げます」

「今年我が家に咲いた花たちです。先生のように強く逞しいです」

　と温かい応援メッセージが多く寄せられた。

「原口氏は2016年にも自宅で転倒して右腕と右足を骨折しています。その際に骨形成不全症という遺伝性の指定難病であることを公表しています。骨折しやすい病気ですから、これを機にベットではなく、布団にするなど対策をしたほうがいいかもしれません」(全国紙記者)

　原口氏といえば、佐賀市で開かれた集会で、政府の備蓄米について、

「古古古米はニワトリさんが一番食べている。人間様は食べてない」

　と発言。また、2021年産の備蓄米について、

「あんなに恩を着せられて買うものか。5キロ83円を2000円以上でやっている」

　とも述べた。この発言について小泉進次郎農林水産大臣は、

「『人が食べているものではない』というご指摘は、備蓄米制度運用の趣旨や実態とは異なる。大変遺憾だと思っている」

　と反論。原口氏の発言は賛否両論を読んだ。また、「レプリコンワクチン」と呼ばれる次世代型の新型コロナワクチンについて原口氏がSNSの動画で、

「生物兵器まがい」「殺人に近い話」

　と発言。これに、「レプリコンワクチン」を製造している『Meiji Seika ファルマ』が事実に基づかない発言であり、名誉を傷つけられたとして、1000万円の損害賠償を求め、訴訟を東京地裁に起こしたと昨年12月に報じられた。

「原口氏は何かとお騒がせな議員ですが、Xのフォロワーは41万人を超え、熱心な支持者もいる政治家です。山尾志桜里氏を参院選の比例代表に擁立しようとし、結局公認は取り消しましたが、『山尾ショック』で国民民主党は支持率が急落中。

　時事通信の6月の世論調査では立憲民主党が国民民主党を抜き、野党第一位です。原口氏が世間の注目を集めており、立憲民主党が参院選で議席数を増やすという可能性もあるかもしれません」(全国紙記者)

　原口氏への同情票で立憲民主党に追い風が吹くか!?