
鈴木唯さん、石田ひかりさん、リリー・フランキーさん、河合優実さん、早川千絵監督が映画「ルノワール」公開記念舞台挨拶に登壇しました。
【写真を見る】【リリー・フランキー】12歳の娘役・鈴木唯に“神返答” 「良い映画ってお天気にも恵まれる。あなたのことを映画の神様が応援してくれた」
同作は第78回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、脚光を浴びた作品。80年代後半の夏、闘病中の父(リリー)と、仕事に追われる母(石田)と暮らす11歳の少女・フキ(鈴木)の物語です。
鈴木さんは、“こうして全国のたくさんの皆さんに観てもらえて、とても嬉しいです” と、あどけない笑顔を見せました。
MCから大変だった撮影を聞かれた鈴木さんは、“雨のシーンはすごく大変だった。夏の早朝5時に、ゲリラ並みの雨に打たれて、ノースリーブの服だったからすごく寒くて” と語っていると、隣からリリーさんが “そのシーン、俺も出てるよ”と囁き、会場からは笑いが。
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リリーさんは“あれ雨降らしじゃなくて本当の雨なんですよ。撮影の時間に、あんなに雨が降った。だから(鈴木さんを)おぶる時も、ツルッとなってフキがボーンと川に行かないように慎重に掴まりながらおんぶした” と、撮影秘話を明かしました。
さらに鈴木さんは、その雨のシーンが「人生で1番寒かった」と大変さを伝えると、リリーさんは “あんな大雨のシーンが撮れたからフキの足を拭くシーンにつながった。だから良い映画ってお天気にも恵まれるのよ。あなたのことを映画の神様が応援してくれた” と、神返答を送り励ましました。
そして、鈴木さんから共演者へ手紙を読み上げるサプライズ。石田さんには、 “撮影中ずっと優しくしてもらって、一緒にいると安心した。大先輩の俳優さんの演技がとても素敵で見習いたいと思った” と語り、河合さんには “こんなに年下の私にも、本気で接してくれて感謝しています。河合さんのセリフの言い方・表情・仕草がとても綺麗で、淡い演技がとてもカッコいい” と伝えました。最後に鈴木さんは、 “本当に夢でなくて良かったなと思った。終わり。” と、劇中のフキのセリフを真似して手紙を締め、会場からは感嘆の声と拍手が上がりました。
石田さんは “今、鳥肌が立ちました。唯ちゃん、どうもありがとう” と微笑み、河合さんは “唯ちゃんのおかげでこの映画に出てよかったなって、みんな思ってる。本当にありがとうございます” と、撮影当時11歳で主演を担った鈴木さんを労いました。
【担当:芸能情報ステーション】
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