ファン大歓喜!30秒近い拍手を受けた(左から)舘ひろし、柴田恭兵 (C)ORICON NewS inc. 俳優の舘ひろし(75)、柴田恭兵(73)が21日、東京・銀座の丸の内TOEIで行われた『さよなら丸の内TOEI』プロジェクトで上映された映画『あぶない刑事』(1987)の舞台あいさつに登壇した。
【動画】『あぶ刑事』舘ひろし&柴田恭兵が1年ぶり集結!タカ&ユージから“最後の言葉”も 『あぶない刑事』シリーズで舘は“タカ”ことダンディー鷹山、柴田は“ユージ”ことセクシー大下を演じる。2人がそろって丸の内TOEIに登壇するのは2024年5月に公開された『帰ってきた あぶない刑事』の大ヒット御礼舞台あいさつ(2024年6月5日実施)以来ちょうど1年ぶり。それが「最後」と思われていたため、今回2人との再会が決定した際は、あぶ刑事ファンは大歓喜で“ラストショータイム in 丸の内TOEI”と銘打ち、不朽の名コンビが「最後の言葉」が語ることになった。
『帰ってきた あぶない刑事』が8年ぶりの新作だったが今回は約1年ぶりの名コンビ復活。30秒近くの鳴り止まない拍手の中、2人は登場した。
舘は「今日は暑い中お越しくださいまして、本当にありがとうございます。私は50年前、東映の『暴力教室』という映画で俳優としてデビューして、本当にこの丸の内TOEIは私の中でいっぱい思い出のある映画館です。皆さんが今ご覧になった『あぶない刑事』に出会えたことで、そして柴田恭兵という俳優さんと出会えたことで、私の映画人生がとても華やかなものになりました」とダンディにあいさつ。
柴田は劇場の中を見回すと「こんなに狭かったかなと今思ってます」としみじみ。「聞いたところによると、ものすごい倍率をの中でこの客席をゲットされた強運の皆さん、運がいいぞオーラがすごいです。『あぶない刑事』は運だけでやってた映画なので(笑)。会いに来てくれて本当にありがとう。僕たちも会いたかったです。今日はどうもありがとう」とセクシーに話していた。
締めのあいさつで舘は「僕にとっては思い出の詰まった映画館です。本当にさみしい気もしますけど、ほかのところにできるんですよね。東映の映画をずっと応援してください」と話す。柴田が「丸の内TOEIは7月29日をもって閉館になりますが、我が『あぶない刑事』は永久に不滅です。長嶋さんに愛を込めて」と長嶋茂雄さんの名文句を引用してあいさつすると会場からは割れんばかりの拍手が起きていた。
東映本社の入る東映会館の再開発に伴い、7月27日に閉館する東映最後の直営館であり、日本最後のロードサイドシアターでもある「丸の内TOEI」。『さよなら丸の内TOEI』は、グランドフィナーレに向けて7月27日までの80日間にわたり映画史に残る傑作100作品以上を特集上映するイベントとなっている。
VIDEO 動画を別画面で再生する