シンガー・ソングライターおかゆ(34)が21日、東京・渋谷109店頭イベントスペースで、新曲「ジモンジトウ」発売記念ミニライブを行った。
この日は34歳の誕生日。ギャルになりたくて地元札幌から上京した。夢だった、憧れの地での新曲披露が実現した。この日のために自らデザインした衣装も用意。ギャル時代をほうふつとさせるネイルも施した。「34歳の誕生日に夢をかなえることができた」と感慨深げ。その目には薄らと光るものが見えた。
新曲について、「今までの曲にない普遍的な曲」と説明。「今までこだわって作ってきた演歌・歌謡曲だったけど、凝り固まっていた」とし、「少し殻を破れたような、新しい自分の始まりの1曲になった」とアピールした。
タイトルは片仮名にした。「漢字だと重くて固い感じがする」とし、「片仮名の方がスタイリッシュで皆さんのもなじみやすく、聞きやすそうなイメージがあった」とほほ笑んだ。
ギャル時代を振り返ると、気付きもあった。「昔の写真を見てみると、なぜか『前を向いて歩いて行け』『スイッチはオン』とか、自己啓発的なメッセージ画像を2日に1回は保存していた」という。「ギャルの時代から自問自答していたとつい最近気付いた」と明かし、「その時の思いが今につながっている」と語った。
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5月1日には独立し、個人事務所を設立。新体制で新たな1歩を踏み出した。“ギャルの聖地”渋谷109の前で歌うという夢がかなった今日からを「坂本由佳(本名)第2章の始まり」と位置付けた。「私は流しから始まったので、もう1回原点回帰の気持ちで上を目指したい」とし、「ファンから毎年『大みそか、期待しています』と言われるので、いつか期待に応えられればと思います」と目を輝かせた。
「夢かなえたぞ〜!」と涙ぐみつつ「渋谷サイコー!」と絶叫。最後は渋谷を「時代も、人も、思いも交差していく街」と形容した。
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