「ただよう」「うるおう」「みつめる」の3つの空間　映像監督兼写真家の林響太朗が個展を開催

　キヤノン（Canon）が、映像監督兼写真家 林響太朗の個展「ほがらかに。」を品川のキヤノンギャラリー Sで開催する。会期は、6月27日から8月6日まで。

　1989年に東京で生まれた林響太朗は、多摩美術大学情報デザイン学科 情報デザインコース卒業後、図画工作を活動の理念とするクリエイティブカンパニー DRAWING AND MANUALに参加。これまでに、アーティスト 米津玄師や星野源、バンプ・オブ・チキン（BUNP OF CHIKIN）のMVや、「オム プリッセ イッセイ ミヤケ（HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE）」のヴィジュアルなどを手掛けてきた。
　同展では、「これまで出会った景色とこれから出会う景色」をテーマに撮り下ろした作品を、「ただよう」「うるおう」「みつめる」の3つの空間で展開する。「ただよう」では来場者の動きにあわせて揺らめく写真を配置し、「うるおう」では小さな作品をアクリルに閉じ込め展示。「みつめる」では、写真を空間全体に散りばめ、映像と写真が共鳴する空間を演出する。展示作品のプリントには、キヤノンのプリンター「imagePROGRAF PRO」シリーズを使用。あわせて会場では、写真集の販売も実施する。　個展の開催に際して、林は「これまで生きてきた時の中で、自分の名前に導かれて生きてきたように感じます。そして、名前に助けられ紡いでいただいた想いやりや、優しさに支えられ、今日この場所で展示に至りました。この展示では、『今まで自分の見たことない景色を、そして今まで見たことのある景色に出逢いに。』その気持ちを心の真ん中に置いて、自分自身の衝動を大切に写真と、映像と。直感的に撮らえていきました。ほがらかに。この視点を共に体感してもらえたら嬉しいです」とコメントしている。

■「ほがらかに。」期間：2025年6月27日（金）〜8月6日（水）会場：キヤノンギャラリー S住所：東京都港区港南2-16-6 キヤノン S タワー1階営業時間：10:00〜17:30休館日：日曜・祝日入場料：無料