
(左から)パーソナリティの稲垣吾郎、山本里菜、池田エライザさん
◆「リライト」の撮影は「とても心地よかった」
池田エライザさんは、1996年生まれ、福岡県出身。2009年に「ニコラモデルオーディション」でグランプリを受賞。同年9月から2013年3月まで「ニコラ」の専属モデル、13年4月から18年1月まで「CanCam」の専属モデルを務めます。映画「高校デビュー」で俳優デビューし、その後、近年の出演作品に「DORONJO」「海に眠るダイヤモンド」「舟を編む〜私、辞書つくります〜」など数多くの作品に出演。6月13日(金)には、主演映画「リライト」の公開がスタート、6月25日(水)には新曲「テキトーLOVE」が配信リリース予定です。
山本:エライザさん主演の映画「リライト」が6月13日(金)に公開されます!
稲垣:こちらは法条遥さんの小説「リライト」を、松居大悟監督と脚本家の上田誠さんが組んで実写映画化した作品です。タイムリープと青春ミステリーを掛け合わせた物語になっています。最初に脚本を読んだときの印象はいかがでしたか?
池田:タイムリープモノの脚本で有名な上田誠さんと、人間力を引き出すことにとっても長けている松居大悟監督。おふたりのタッグの化学反応というか、とんでもない展開の物語なのに、ちゃんと心の機微が表現されているんですよね。
稲垣:そうだねえ!
山本:ではここで少し、ストーリーをご紹介いたします。
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7月21日、美雪は保彦にもらった薬を使って10年後の自分に会うためにタイムリープします。未来の美雪は、過去の自分に「自分が著者である」とする本を見せますが、それは未来で保彦が出会う小説だったんです。
そして過去に戻った美雪は、この夏の保彦と自分の物語を“書く”ことで時間のループを完成させることを約束し、未来へ帰る保彦を見送ります。
そして10年後。ようやく本を出版した美雪は、過去からタイムリープしてくるはずの自分を待ちますが、なぜか一向に現れません。謎を探るなかで同窓会に参加した彼女は、同級生から驚きの真実を知らされる、という内容です。
稲垣:あらすじの段階ですでに面白い!
山本:ここからさらに面白いストーリーが待っているんですよね。
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池田:「ここからこういう風にやってください」というような演出ではなくて、「今、どんな気持ちで言っているのかな?」という“心の確認”をしてくれるんです。
稲垣:すごく大切なことだね。
池田:それが本当に心地よかったです。
稲垣:演じる前に監督とすり合わせるのは大事だよね。
池田:だからこそ、なりふり構わず自然に動けるなと感じました。
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池田:とても心地よかったです。
◆尾道の自然とグルメを堪能
稲垣:撮影は広島県の尾道だったんですよね。
山本:すごく綺麗な舞台でしたよね。
稲垣:大林宣彦監督の「時をかける少女」の舞台でもあったよね。タイムリープものに対するオマージュもありますよね?
池田:はい。散りばめられていると思います。
稲垣:しかも、いい季節だったんだよね。撮影期間はいかがでしたか?
池田:真夏の撮影だったのでかなり暑かったんですけど、海からふわーっと吹いてくる風が柔らかくて気持ちよかったです。正面には海、うしろには山という環境のなかで、ちょっとファンタジーなことが起きても不思議じゃないような空気感がありました。
稲垣:どこか異世界のような雰囲気があるよね。
池田:新旧の建物が混ざっていて、どの時代にいるのかわからなくなるような感覚もあったので、すごく魅了されました。
稲垣:そういう場所に誘われるからこそ、演じられるっていうのが我々にはありますよね。
池田:環境ってとても大事ですよね。やっぱり、いい日差しが当たっていないと「さらっとした汗」って出ないじゃないですか。どうしようもなく汗が流れるような暑さが、かえってよかったです。
稲垣:映画では夏の雰囲気がちゃんと映っていましたね。
山本:聖地巡礼をしたくなりますよね。風鈴のところとか行きたくなります。
稲垣:ロケーションマップを宣伝の方が丁寧に作ってくれたものが手元にあります。神社、お祭り、商店街などが書かれています。ずっと尾道にいたんですね。また行きたくなっちゃうね。
池田:海鮮丼がとってもおいしかったので、今すぐにでも食べに行きたいです!
稲垣:ご飯もおいしいし、いい空気のなか、いいロケ地で撮影された映画ですね。
<番組概要>
番組名:THE TRAD
放送日時:月〜木 15:00〜16:50
パーソナリティ:月・火:稲垣吾郎、山本里菜 水・木:ハマ・オカモト(OKAMOTO‘S)、中川絵美里
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