【ラグビー】帝京大5連覇、早大&明大と勝敗並ぶも春季大会制す 大町佳生主将「まだ隙がある」

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2025年06月22日 20:28  日刊スポーツ

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トライを決めて喜ぶ帝京大1年の吉田琉生(左から2人目)(撮影・飯岡大暉)

<関東大学ラグビー春季交流大会:早大36−35帝京大>◇22日◇A組◇早大上井草グラウンド



帝京大が5連覇を達成した。早稲田大(早大)に35−36で逆転負けを喫したが、勝ち点で1位の座を守った。


前半5分に先制され、10点リードを許した。22分に1年のFB吉田琉生が得意のランから左中間を破ってトライを決めると、25分にはWTB吉田有佑(3年)がトライして逆転に成功した。前半で4トライを奪い、28−17とリードして前半を終えた。


後半2分には、右サイドからパスをつないで、ロックの福田大和(2年)がトライ。18点差に広げた。しかし、ゴール前まで迫りながらも得点を奪えない時間が続くと、徐々に差を縮められる。6点差で迎えた後半43分にトライを許し、ゴールを決められた。終盤に逆転され、今春初めての黒星を喫した。


5戦連続でFBで先発した吉田琉は「伝統校にリスペクトして試合に臨んだ。物おじせず、楽しめた」と充実感を漂わせた。主将の大町佳生(4年)は「負けは負け。自分たちにまだ隙がある。成長できる部分がある」と潔かった。目標は大学選手権を制しての日本一を掲げ「春の振り返りをして、夏、秋に向かいたい」と見据えた。


今春は大勝を続けてきた。大東大に95−0、東海大に111−0、東洋大に66−13、明大に31−0と4連勝。最後は1点差で敗れたが、相馬朋和監督(48)は「選手たちは本当に頑張って結果を出してくれた」とたたえた。【飯岡大暉】


◆関東大学春季交流大会A組順位


<1>帝京大(4勝1敗、勝ち点26)


<2>明大(4勝1敗、勝ち点25)


<3>早大(4勝1敗、勝ち点24)


<4>東海大(2勝3敗、勝ち点14)


<5>東洋大(1勝4敗、勝ち点11)


<6>大東大(0勝5敗、勝ち点5)

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