日本海と中国山地に挟まれた豊かな自然環境が魅力的な島根県。観光スポットでは、縁結びの聖地として知られる「出雲大社」や世界遺産の「石見銀山」、現存天守のひとつ「松江城」が有名ですよね。また、食の面では、特徴的な色が食欲をそそる「出雲そば」や、わずかな塩分を含んだ宍道湖でとれる「シジミ」などが有名です。
本記事では、そんな島根県で「地元民が本当に住みやすいと思う市町村は?」というテーマについて考えてみましょう。まずは、3つの市町村をピックアップして紹介します。
「松江市」は島根県北東部に位置する県庁所在地。国宝に指定されている現存天守のひとつ「松江城」や、夕日の景観が非常に美しい「宍道湖(しんじこ)」が代表的な観光スポットです。周りを海と湖に囲まれているうえ、松江城をめぐるお堀などもあることから、水の都とも呼ばれています。
主要駅の松江駅からは山陰本線を利用できるほか、出雲空港や米子空港にも比較的アクセスしやすい立地にあります。「玉造温泉」をはじめとした温泉スポットも充実しており、グルメも楽しめるため名所巡りが好きな人にぴったりです。
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「浜田市」は島根県西部に位置する市。日本海に面した美しい海岸線や、中国山地を擁する豊かな山間地が魅力的な地域です。ユネスコ無形文化遺産の「石州半紙(せきしゅうばんし)」や、古い歴史をもつ「石見神楽」が浜田市の伝統として受け継がれています。
海産物の宝庫でもあり、浜田漁港では毎年多くのアジやノドグロ、カレイが収穫されています。南部の山間地では米やフルーツも盛んに作られており、おいしい海の幸と山の幸が多いところが浜田市の魅力といえるでしょう。
「出雲市」は松江市の西に隣接する市です。「出雲大社」や「出雲日御碕(ひのみさき)灯台」に代表されるように、神話や歴史に触れられるスポットが市内に点在しています。日本海や宍道湖に面しており、自然や産業、観光資源がバランスよく調和しているところが魅力です。
市内には「イオンモール出雲」「ゆめタウン出雲」「ショッピングタウン エル」などの商業施設があるため、買い物にも便利な環境。中心駅の出雲市駅からは山陰本線を利用できるほか、市の中心部から車で20分ほどの立地に出雲空港もあり、各地にアクセスしやすい地域です。
ここまで、島根県の市町村の中から3つの市を紹介しました。島根県内の19市町村の中で、地元民が「本当に住みやすい」と思うのはどこでしょうか?
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