ミランと個人合意に達したジャカ [写真]=Getty Images
ミランは、レヴァークーゼンに所属するスイス代表MFグラニト・ジャカの獲得に向けて、個人合意に達したようだ。21日、イタリアメディア『Calciomercato.com』が報じている。
2024−25シーズンをセリエA8位で終えたミランは、今夏の移籍市場で戦力の刷新を図ると見られている。すでに主軸選手の一人であったオランダ代表MFタイアニ・ラインデルスをマンチェスター・シティへ売却した他、GKマイク・メニャンやDFテオ・エルナンデス、FWラファエル・レオンにも退団の噂が浮上している。
今回の報道によると、ミランはジャカと1シーズンあたり400万ユーロ(約6億8000万円)にボーナスを加えた3年契約で合意した模様。さらにレヴァークーゼンとのクラブ間交渉に進んでおり、ミランは1000万ユーロ(約17億円)の移籍金でオファーを提示する構えを見せているという。
先日には、ミランのイグリ・ターレSD(スポーツディレクター)とジャカの代理人で交渉の場が設けられたことを報じられていたが、話は円滑に進んでいるようだ。
現在32歳のジャカは、スイスの名門バーゼルからボルシアMGを経て、2016年夏にアーセナルに加入した。アーセナルではキャプテンも務め、公式戦297試合で23ゴール29アシストを記録。2023年夏にレヴァークーゼンへ移籍すると、チームのブンデスリーガ初制覇に大きく貢献し、ベテランとしてシャビ・アロンソ体制を支えた。
なお、ミランはレアル・マドリードを退団するクロアチア代表ルカ・モドリッチの獲得にも近づいており、FIFAクラブワールドカップ後に正式発表がされる見込みとされている。