【都議選】石丸伸二氏、NHK中継で大反論「すさまじく違和感」訴えるも…全42人落選「再生の道」

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2025年06月23日 00:43  日刊スポーツ

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会見で厳しい表情をする石丸伸二氏(撮影・高橋洋平)

東京都議選で、石丸伸二・前広島県安芸高田市長が代表の地域政党「再生の道」の立候補者42人全員落選が確実になった。


石丸氏は22日、NHK「東京都議会議員選挙開票速報2025」(日曜午後10時半)に生出演。NHKの報道姿勢に反論する一幕があった。


石丸氏は午後11時8分ごろに登場。その時点で当確議員がいない状況で手応えを問われ「昨年の都知事選でもお伝えしたのですが、選挙の結果はあくまで都民の意識が可視化されたもの、それ以上でも以下でもない、という受け止めでした」と切り出した。


その後、「都議選の結果を踏まえて参議院選をどう戦うか」と聞かれた石丸氏は「今日の夕方のニュースで、NHKが各党が参院選の前哨戦として都議選を捉えているという報道をされましたが、すさまじく違和感を覚えていました」と反応した。


続けて「もしその党があるのであれば、どの政党なのか示していただきたいですし、仮に本当にそう言ってたとしても、NHKともあろう局がそのような表現をすべきではないと改めて強く批判をしておきます。その意味で国政は国政、地方議会は全く別物なので、再生の道としても、参院選に向けては個別のテーマを掲げて臨んでいます」と語った。


1128人を相手に3回の試験を行い、最終面接をYouTubeで公開した上で、42人を擁立。政策については各立候補に委ねていたが、NHK中継出演後に立候補者全員の落選が確実となったことが判明した。


告示日の14日に都内で行った街頭演説では「正常に機能していない今の都議会を健全化するため、新しい選択肢を示す」と訴えた。その上で「都議会の主な役割は都知事の監視なのに、疑似的な与野党が存在し、健全な議論が行われなくなっている」と主張。「そうしたときに何が起きているかといえば、与党はとにかく賛成、野党はとりあえず反対になる。この構図になると健全な議論が行われなくなり、よく分からない政策が出てきて、なぜか通っている。都議会を健全化するため、新たな選択肢を示す必要があると考えました」と訴えた。


都議になった場合の任期2期8年や議決で党議拘束をかけないなど、党の独自の姿勢を示して「実力あるメンバーばかりなので、見定めてほしい。都政と日本の再生を目指す。どうぞご期待ください」とアピールしていた。

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  • 2期8年を任期とするくらいしか具体的な案がなかった。みんな0期0年で公約達成したわね。おめでとうございます。
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