シンガー・ソングライターさだまさし(73)が23日、インスタグラムを更新。米国によるイラン爆撃について思いをつづった。
太平洋戦争末期の沖縄戦の犠牲者を悼む「慰霊の日」を迎え、さだは「あの戦争の末期に沖縄が焼かれた。何の責任もない一般市民が、突然戦場となった故郷で、なす術もなく焼かれた。日本軍がどうであるとか、米軍がどうのこうのではなく、戦争というものの残酷な正体はここにある。自分自身の生命に対して、なす術もない一般市民の痛みは永遠に消えない」と思いをはせた。
続けて「一体僕たちは戦争をしない時代を作ることができる生き物なのだろうかと、アメリカによるイラン爆撃のニュースを呆然と見つめている」と言及。「どちらが良いとか悪いとかではない価値基準が必要な時代になった」とした上で、「人を殺すことに正義などない。それだけは確かなことだと、僕は思っている」とつづった。
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