『バチェラー・ジャパン』シーズン6に参加した辻本菜々子さん、石森美月季さん、小田美夢さん (C)ORICON NewS inc. Prime Videoの人気恋愛リアリティ番組『バチェラー・ジャパン』シーズン6が、配信中だ。新バチェラーに選ばれた久次米一輝氏のパートナーの座をめぐって14人の女性たちが参加するなか、ORICON NEWSでは健闘を見せた辻本菜々子さん、石森美月季さん、小田美夢さんに動画インタビューを実施。気になる女性同士の仲や久次米さんの印象など座談会形式で語ってもらった。
【動画】『バチェラー6』“ラスト3”に直撃インタビュー!本編では話せなかった“裏話”を深掘り! 同番組は、成功を収めた1人の独身男性=バチェラーが運命のパートナーを見つけるため、性格もバックグラウンドも異なる多数の女性たちから“真実の愛”を選び抜く恋愛リアリティ番組。さまざまなシチュエーションで展開されるバチェラーとの非日常的で豪華なデートやカクテルパーティーなど、多彩なイベントを通じて繰り広げられる恋愛の駆け引きや、そこに現れる人間ドラマが描かれる。
■“ギラギラバチバチ”なイメージはすぐに覆った
――まず旅に参加した理由を教えて下さい。
辻本:入籍を前提に同棲していた彼と結婚に至らずお別れをしたのですが、どうしても自分の家族がほしいという夢があったので応募しました。本気度は最初からボルテージMAX。1年くらい一緒に住んでいて、お付き合いは2年半から3年かな。そろそろ結婚目前かな、と思っていたのにだめだったので、結婚への想いはけっこう、参加者のなかでも強かったんじゃないかな。
石森:私は4年間誰ともお付き合いをしていなくて、恋愛から遠ざかっていたので、恋愛に集中するバチェラーの旅に参加したらポジティブな変化があるんじゃないかな、と思いました。
小田:私は10歳から20歳まで韓国でデビューするために研究生をしていて恋愛に興味がなく、恋愛をしてこなかったので恋愛に向き合いたいなと思いました。あと、母がモデルをしていて、私も20歳からモデルを始め、結婚を機に母はモデルをやめてしまったのですが、自分はママモデルになりたいという夢をかなえる一歩になるかなと応募しました。
――これまでの『バチェラー・ジャパン』シーズンは観ていましたか?
辻本:全部観ていました。女性同士のバチバチのイメージもあったので、今回もやり合う覚悟で行きました。
石森:観てる側だと、いろんな作戦を持ってアプローチしている女性たちが登場するので、私はこの中では絶対に生き残れない、って思ってました(笑)。
小田:絶対怖いんだろうなと思った(笑)。だから美夢も、最初はギラギラバチバチで挑みました。
――でも御三方はとても仲良しですが、どこでモードが変わったとかはありますか。
辻本:最初のカクテルパーティーは、バチバチモード。みんなをかき分けて最初に話しかけたりしていたのですが、他に話していた子たちが「みんなの時間をいただけてありがたいよね」と言っていて、「ヤバい!私って愚か者かもしれない!」と思ってからは角がとれて、みんなの優しさに触れながら、仲良くできるようになりました(笑)
石森:私はもともとバチェラーと知り合いという状態だったので、それも周りの子たちにどう思われるか不安もあったんですが、みんなそんなに興味がなく(笑)。「そうなんだ、へぇ〜」で終わったので、「こんな感じか!やりやすいかも!」と、そこからハートをオープンにしました(笑)。
小田:私は一番角がとれるのが遅かったけど…。
辻本&石森:そうだね〜(笑)。
小田:何か出来事があったというより、日々のみんなの優しさに触れて思いやりを持てるようになりました。
―― 一輝さんの第一印象はいかがでしたか?
辻本:完全無欠の王子様だ!って感じたんですが、本人もすごくガチガチに緊張して、引きつっている様子が、(私の中で)映画のなかの王子様。想像していたよりも何倍もきらきらしていました。(笑)
石森:(レッドカーペットであった時は)タキシードを着ていて、日本で会ったときとは全然違う人のような印象でした。日本で会ったときは、あいさつも「どうも」みたいな感じでクールなイメージがあって(笑)。でも話してみると気さくで印象に、どんどん変わっていきました。
小田:私はチワワが好きなのですが、チワワに似ていてかわいい。あと声フェチなので声に注目していて、落ち着く声だな、と最初から印象が良かったです。
――実際に石森さんがもともと6代目バチェラーと知り合いだと聞いたとき、本音はどうでしたか?
辻本:私はあまり気にならなかった派です。私も含めてですが、意外と周りに興味がない。自分がどう戦うかだったので。
小田:最初は自分のことで精一杯だったので、本当に「へぇ〜」と思ってました。
――小田さんは、他のメンバーの優しさを感じたエピソードはありますか?
小田:本当にたくさんありすぎて…デート前に私が不安になると毎回ハグをしてくれたり、私が他の女の子のデートの話を聞いて泣いちゃったら「大丈夫だよ」って猿のモノマネをしてくれたり…(辻本をチラリ)。
辻本:猿のモノマネでおなじみじゃないから!誰かがデートに行く前はハグをしてパワーを送る風習はありました(笑)。
石森:送り出しね。(クアラルンプールの)ヴィラに住み始めてからかな?
――デートや作戦について女性同士で話し合うことはありましたか?
石森:ここ(石森と辻??本の間で)は話していました。
辻本:赤裸々に話していましたね。「こういうことを言われたんだけど…」「私もそれ言われた!」みたいな(笑)。
小田:美夢はデートの話も作戦も全然せずに、あえて秘めてました。秘密にしちゃった!ふふふ。
辻本:でも、みんなで仲良かったよね。
石森:どの子といても話が弾みました。
――参加者のなかでムードメーカー的な存在は誰でしたか?
小田:(辻本を指す)
辻本:私と祥子(西田祥子)?
石森:(辻??本と西田)ずっと面白い話をして、みんながずっと笑ってる(笑)
辻本:どっちが多く笑いを取れるかの対決みたいになってました(笑)ボケ続ける、みたいな。
――旅のなかで助けられた人は?
石森:私は(加藤)紀穂とずっと同じ部屋だったので、思っていることや言われたこと、過去の恋愛も全部話していて、お互い助け合っていました。
小田:なっぴ(辻??本)は部屋が一緒だったこともあって、本当のお姉ちゃんだと思っていた。いろいろ話さない私だけど、なっぴには話していました。
――でも作戦は秘密?(笑)
辻本:でもそれが美夢だから全然オッケー!どんどん自信がなくなってしまう旅だったからこそ、美夢がいつも「美夢はなっぴみたいになりたいの〜」って言ってくれるんですよ。その言葉に励まされていました。
――手紙の相談までされていたとは。
辻本:全部言っていました(笑)。
――では西田さんの“なぞかけ”の答えを知っていた?
辻??本:あはは、でも答えを教えてくれないときはありました(笑)。
■それぞれが久次米さんに用意した作戦とは?仲良しムードも唯一ピリついた場面も…
――お互いの話を共有されるなかで羨ましかったデートはありましたか?
辻本:それこそ美月季のホワイトデートのときの花火はいいな〜って。部屋で音だけ聞いていたので、「花火上がった…!?」って、みんな大パニックでしたね。
石森:私は2つあって、一つは(黒澤)楓ちゃんが行ったビーチのデートや、なっぴの行った(クルーザーの上で)ステンドグラスを太陽にかざすシーンがすごくきれいで…でもシュノーケリングはお味噌汁(海水が濁ってた)だったって聞いて(笑)。ステンドグラスはうらやましいなって。
辻本:お味噌汁もうらやましがってよ〜!
小田:個人的にかわいいなと思ったのは、普段美月季ちゃんは冷静なのに、ヘリに乗ってはしゃいでいる美月季ちゃんが楽しそうで、かわいい〜って思いました。
石森:え〜!ありがとう。
小田:あんなの隣で見てたら絶対好きになっちゃう!
――そっちの目線なんですね(笑)。
石森:私とデートしたかったの?
辻本:一輝目線!?
――では、ライバルというか、この人は強敵だな、と思った人はいましたか?
辻本:美月季は顔もかわいいのに、性格もすごく優しいんです。繊細だし、いろんなことを不安になっちゃうギャップに私もやられていたので、これは一輝もイチコロだなと意識していましたね(笑)
石森:私はファーストインプレッションローズをもらった(西川)歩希が強いのかと思ったんですけど、(辻本と小田の)2人とも熱意があって積極的なので、この2人はサプライズローズももらってきたし、強敵だと思いました。私はエンジンがかかるのが遅めだったので頑張らなきゃと思いました。
――影響される部分もあったのですね。小田さんはいかがですか?
小田:私はなっぴとタイプが似ている気がしたので、2人を比べられちゃったらこんなかわいいし、女子力も高いし、面白いし…勝てることがないって。大好きだけどライバルと思ってた!
――もし2on1だったら…。
小田&辻本:やばい!やだやだ!
――実際に2on1に選ばれたのは村岡優子さん、西川歩希さんでした。女性たちのなかで予想はしていましたか?
辻本:正直、「行くとしたら誰だろうね」とはけっこう予想していて、全組み合わせを予想したんですけど、私のなかでは“関西元気対決”というのは、そうきましたか、と。
――さらにシンデレラローズという、参加者1人が2ショットデートに向かい、0時までにローズをもらえなければそのまま帰国というある意味残酷な試みも…。真剣な話し合いも行われましたね。
石森:あのときだけは張り詰めた空気だったよね。
辻本:唯一ピリついたかも。なぜか辻??本がブチギレるっていう。それくらいピリつきました。
――辻本さんは自分がデートに行くんだ、とかなり積極性を見せていました。
辻本:私は最初「行きたい!」って言って…美夢も「行きたい」って言ったんだよね。割と行きたい人が多くて、私は肩をぶん回してバチバチぶつかっていこうぜ!というタイプなので、みんなを煽るみたいな(笑)。「みんなも反応しなよ!」みたいな…仕切って、最後は身を引く(笑)。
――小田さんは恋愛テクが話題でした。用意していましたか?
小田:用意もしていたし、もともと得意技は甘えること。今回は姉御肌な女の子が多かったから、このまま甘える作戦でいこうと思いました。
――2人は作戦はありましたか?
辻本:私は当たって砕けろの精神。全部体当たりでこの手一つで戦う、勇敢に行く。だからこそ全身全霊で想いを伝えられたのかな。
石森:私は作戦はまったく持たずに行ったのですが、常に素を出して「いいな」と思ってくれる人がいいなと思っていたので、素の自分、「私を見て」って思ってました。
辻本:そんなふうに思ってたんだ(笑)。
小田:でもそれが良かったよね。
■「こんなに全身全霊で恋愛をしたのは初めて」旅を経てさらけ出すことを学んだ
――エンジンがかかるのが遅めだったとのことですが、御三方がよりスイッチが入る瞬間はどこでしたか?
辻本:私は最初からエンジン全開だったけど、シュノーケリングデートをしたときに、お魚が全然見られない味噌汁のような海の状態で、「じゃあ空を見よう」って並んだときに、それまでは完全無欠の王子様に愛を伝えるという姿勢だったのが、対等になれた感じがした。この人と恋愛がしたい、とギアが入ったんです。ある意味、味噌汁のおかげです。
石森:私はホワイトローズのデート。彼も(私を)恋愛対象として見てくれるんだとわかったときにローズがもらえたことがうれしかった。そこからスイッチがオンになりました。それまでは、まだ彼のこともわからなかったし、性格が合うのかもわかっていなかった。あのデートで一緒にいて楽しいなと思えました。
小田:私は最初のカクテルパーティーで7秒間(バチェラーと)見つめ合ったときに、すでに恋には落ちていたので、会うたびに大好きな気持ちは高まっていたんですけど、それが結婚にはうまく結びつかなくて葛藤していた時期もありました。旅のなかで一輝くんのご両親とお会いして、「結婚するってこういうことなんだ」と意識することができたので、あの食事会でしっかり結婚に気持ちが向きました。
――改めてこの旅を経て得たものはありますか?
辻本:私はこんなに全身全霊で恋愛をしたのは初めて。私って頑張れるんだと自分の自信につながった。旅に行く前の何倍も自分のことが大好きになりました。
石森:私は今までの恋愛で、自分から積極的にアプローチすることができなかったのですが、この旅でやらないといけない状態になって。自分の気持ちを言葉にして伝えるって大切なんだと気づきました。
小田:旅に来る前は自分の過去や家族の話をしてこなかったのですが、デートを通して打ち明けることで受け入れてくれる人もいるとわかったので、誰かに弱みを見せたり頼ったりすることも強さなんだな、と思いました。
――お互いの変化はなにか感じましたか?
辻本:美夢はそばで見ていて変わった。いい女性になった。
小田:やった〜。
辻本:子猫みたいだった子が、大人の女性になっていくのをそばで見させていただきました。
小田:家族にも言われたんですよ、「変わったね」って。自分ではあまりわからないですし、もっと思いやりを持てるようになりたいです。
「バチェラー・ジャパン」シーズン6は6月5日(木) 20時よりPrime Videoにて独占配信中
製作:Amazon
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