ライブは、グループの軌跡を辿るオープニング映像からスタート。ステージに登場した7人は、真紅の衣装をまとい「Most Wanted」で本編を開始した。続けて初パフォーマンスとなる「Get Wild」、シングル「HIGHER EX」、「Heads or Tails」「Touch The Sky」などを立て続けに披露。さらに、一昨年タイでの武者修行を行ったグループが初のコラボレーション曲として発表した「Drop Dead feat. TRINITY」や「We never die」など、挑戦と進化を象徴する楽曲群が並んだ。
中盤では白シャツ姿でバラードパートへ。「All Around The World」「ラストダンスに BYE BYE」「Animal」などを披露し、表現力の深さを感じさせたほか、砂田将宏の煽りに応じて客席からは大きな歓声が上がった。ファンアンケートから選ばれた「In My Eyes」や「HIGHWAY」、「360°」といった楽曲も盛り込まれ、ライブは多彩な構成で進行した。
後半には、新章の第1弾楽曲「Stardust Forever」を初披露。7月4日にミュージックビデオが公開されることも発表された。続いて「VIVA LA EVOLUCION」から「NU WORLD」「Meant to be feat. F.HERO & BOOM BOOM CASH」「Ding Ding Dong」まで、アッパーなナンバーを連続で展開。観客との一体感がさらに高まっていった。
なお、BALLISTIK BOYZは本公演を皮切りに、初のアジアツアー『BALLISTIK BOYZ LIVE TOUR 2025 "IMPACT" 〜ASIA〜』を開催。千葉、宮城、埼玉、愛知、大阪、福岡など国内各地に加え、台北やバンコクなど海外公演も含まれている。各地での単独公演について、海沼流星は「世界進出への一歩」とし、奥田力也も「国内外のファンがひとつになれるツアーにしたい」と語っている。
『BALLISTIK BOYZ ARENA LIVE 2025 “IMPACT”〜FINAL〜』は、11月22日、23日に東京・TOYOTA ARENA TOKYOで開催予定。日高は「そのときの自分たちが表現したいものによって内容は変わってくると思う」としたうえで、「11月にはまた確実にこのライブを越えるようなライブを作り上げてると思う」と語り、さらなる進化への意欲を示した。