
【写真】明日の『あんぱん』場面カット 傷心ののぶ(今田美桜)を迎える蘭子(河合優実)
終戦から5か月が経ち、国民学校ではGHQの指導のもと軍国主義教育からの転換が図られる。のぶは病気から一向に回復しない次郎の見舞いに、海軍病院に通っていた。
ある日、のぶは次郎の病室で「今まで黙っちょってすみません」と切り出すと「うち、教師を辞めたがです」と打ち明ける。次郎は彼女の告白を受け止め「そんな気がしよったがよ…すまん…僕のせいで」とか細い声で答える。これにのぶは、次郎のせいではないと強調し、戦前・戦中と自分が子どもたちに間違ったことを教えてしまっていたと説明する。
「教壇に立つ資格はない」と話すのぶに「君らしいね」と優しく語りかける次郎。彼はふと日記のノートに速記で何かを書き始めるのだった。
そして迎えたラストシーン。自宅で次郎のために精のつく手料理を作っていたのぶのもとに電報が届く。次郎の危篤を知らせる電報を受け取り、のぶは思わず呆然としてしまう…。
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