

私は絶対に「ギブ」なんて言えないのに……! 家事と同じく、コウタロウはこちらがどんなに丁寧にお願いしても覚える気もないのです。2人目が生まれると、面倒ごとに関わりたくないという姿勢はより顕著になりました。


最近はコウタロウのことを「ただの同居人」と割り切って過ごすようになっていました。だから推しの魅力を熱く語られ、家族でライブに行きたいと言われて、私にはこんな感想しか出なかったのです。「なに言ってんだコイツ?」

あるときから夫としてのコウタロウをあきらめ、なんでも自分1人でこなせばいいと決めた私。最近のコウタロウは帰宅すると部屋にこもり、私や子どもたちの生活に関わってくることはありません。私はコウタロウをただ同じ家に住んでいるだけの存在と割り切ることで、なるべくストレスを減らして生活してきました。
結婚前は100%あったはずのコウタロウへの愛情メーター。一緒に暮らしはじめて急激に減っていきましたが、コウタロウへの期待をやめたことで、わずかに残った数%を維持してきたとも言えます。しかし今日、この数%がとうとう0%になる出来事が起きたのでした。
【第9話】へ続く。
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