画像提供:マイナビニュースパナソニックは6月19日、リビングでの過ごし方に関する調査結果を発表した。調査は2025年4月17日〜4月21日、35〜50代の両親(親世代)と小学5年生〜高校生(子世代)の家族102名を対象にインターネットで行われた。
○自宅で子どもが勉強や読書をする場所
自宅で子どもが勉強もしくは読書をする場所を聞いたところ、最も多いのが「リビング」で、全体の60.9%を占める結果となった。学習は自分の部屋で行うよりも、リビングで家族と同じ空間にいる中で行うのが主流となっていることがわかる。子どもがリビングで勉強する理由を聞いたところ、「親の目が届く範囲で勉強させたいから」が最も多く49.3%の保護者が選んでいる。また、「自分の部屋だと勉強に集中しないから」も27.5%となっており、家族がいる環境で学習をすることで集中できる場合もあるようだ。
○子どもがリビングで使用する学習ツール
次に子どもがリビングで勉強をする際使用する学習道具を聞いたところ、ノートやプリントが78.4%、教科書や参考書が70.4%となった。タブレットを持つ子どもも増えている中、現在も紙に書かれた文字を見ながら学習する割合は高いようだ。
○リビング学習で"見えづらそう"と感じる親が3割
次に、子どもがリビングで勉強もしくは読書をする際、見えづらそうにしている時があると感じるかを聞いたところ、「かなりある」と「たまにある」を合わせると34.3%となった。目の届く場所で勉強している子どもを見守る中で、子どもの目の状態が気になっている人が多いことが伺える。
○親が在宅ワークをする場所
子どもを持つ親世代に、在宅ワークをする際、自宅のどこで仕事をすることが多いかを聞いたところ、49.1%がリビングで作業していると回答した。理由としては「場所が広いから」が47.3%、「Wi-Fiの電波が良いから」が31.0%、「家族と一緒にいられるから」が29.5%となっており、子どもの学習場所だけでなく、親にとってもリビングはワークスペースとして活用されているようだ。さらに、「照明環境が良いから」という理由も20.9%を占めており、照明は快適な作業空間を作るための重要な要素になっている。
○リビングで在宅ワークをする際に使用するツール
親世代にとってもワークスペースとして活用されているリビングだが、大半の人が在宅ワーク中にパソコンやスマホの画面を見ている事がわかった。しかし4割近くが「曇りの日」や「夕方以降の作業時」に部屋の明るさが足りないと感じていることがわかった。(Yumi's life)