6月20日、無期限活動休止を発表した国分太一(50)。日本テレビは、過去にコンプライアンス上の問題行為が複数見られたと発表し、30年にわたって出演し続けた『ザ!鉄腕!DASH!!』から降板させた。
「プライバシーの保護を理由に、日本テレビの福田博之社長は20日午後1時に開いた緊急会見でコンプライアンス違反の詳細については一切触れませんでしたが、、国分さんは少なくともセクハラに該当する行為を働いていたとみられています。
関係者にわいせつな写真や動画を送るよう要求するだけでなく、自身も動画を送りつけたそうです」(スポーツ紙記者)
“いい人”というイメージからはかけ離れた行為を働いていたことが明らかになるなか、中居正広氏(52)との関係を指摘する意見も。
「中居さんと国分さんは30年来の仲。年に数回は飲み会を開催していたそうです。中居さんから集合がかかり、酔いが回ると『もっと人を呼べ』と中居さんから指示が飛ぶことも。その結果50人もの知人が集まり、そのなかには近藤真彦さん(60)もいたそうです」(音楽関係者)
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国分のほうが中居氏より後輩ながら気を許す関係だったといい、’21年1月のラジオ番組『国分太一 Radio Box』(JFN系)でその関係をこう語っている。
「腹を割って話せる先輩って、そんなにいないですからね。それが中居くんだったのかな」
しかし中居氏の“軽快すぎるトーク”は時に危うさをはらんでいた。
「中居さんは番組で後輩タレントの容姿をいじったり、住んでいる地域を暴露したりしたことがありました。
“後輩イジメだ”とよく思わない視聴者も少なくありませんでした。しかし中居さんの立場上、それをたしなめる人がいなかったのも事実です」(制作関係者)
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中居氏の尊大な一面から影響を受けてしまったのだろうか。国分も後輩に容赦ない面があったようだ。
「共演した若手の女性アナウンサーをしつこく責めるので、ほかの共演者が“そのぐらいで……”と諫めたことがあったそうです。
国分さんとしては“いじり”のつもりだったのかもしれませんが、明らかにやりすぎだったようです」(TBS関係者)
周囲からの“ストップ”を聞き入れないことも……。
「日テレの番組で共演した事務所の後輩に、容姿を揶揄するような言葉を投げかけていたそうです。国分さん自身はこれも“いじり”と認識していたのかもしれませんが、後輩にとってはプライドが傷つけられるような発言だったようです。
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見かねた周囲の人が国分さんに注意したこともあったようですが、直ることはなくずっと繰り返されていたといいます。
こうした“イジメ”はよく知られており、“面倒くさい先輩”と捉えていた後輩は多いみたいです」(日本テレビ関係者)
国分も中居氏と同じように、芸能界で絶大な地位を築くと同時に、コンプラ違反を重ねる傲慢さを身につけてしまったのか――。
「中居さんも国分さんも、好感度の高いタレントとして業界では重宝されていました。それがかえって彼らを増長させてしまったのかもしれません。
そして2人の長年の親交のなかで、ハラスメントに対する意識の欠如が生じていたのでしょう」(前出・制作関係者)
女性トラブルが原因となり芸能界引退に追い込まれた中居氏は、フジテレビの調査報告書に反論するなど騒動の収束は見込めない。
「国分さんの活動休止と時を同じくして、中居さんの代理人弁護士が《今回の事案については、第三者委員会報告書における評価と当職らの法律的評価とにご存じのとおり相違があります》とコメントを発表し、徹底抗戦の姿勢を崩していません。中居さんにしても国分さんにしても一時代を築いたタレントが晩節を汚す事態が続き、残念です」(前出・制作関係者)
実は国分は、新たな挑戦に乗り出したばかりだった。
「国分さんは株式会社TOKIOの関連会社・株式会社TOKIO-BAの取締役社長を務めています。そのTOKIO-BAが5月上旬、都内から福島県へと登記上の住所を移しているのです。
『鉄腕DASH』をきっかけにTOKIOは福島県との関係が深く、今後さらに福島県での活動を増やそうとしていたのでしょう。
しかしながら今回の一件で福島県への本格進出は完全に頓挫したのではないでしょうか」(日本テレビ関係者)
国分は《長年の活動において自分自身が置かれている立場への自覚不足、考えの甘さや慢心、行動の至らなさが全ての原因です》と自省している。だが、すべてを失ってから自身の驕りに気づいても、もはや手遅れだ。
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