BATジャパン、新型加熱式たばこデバイス「glo Hilo(グロー・ヒーロ)」を9月1日全国発売へ - 「紙巻きたばこに一番近い体験」

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2025年06月24日 17:20  マイナビニュース

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ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン(BATジャパン)は6月23日に戦略説明会を開催し、9月1日に加熱式たばこデバイス「glo Hilo(グロー・ヒーロ)」を全国発売すると発表。同時に「glo Hilo plus(グロー・ヒーロ・プラス)」について明かした。


○スモークレスが進む先進的な日本のたばこ市場



BATは、"スモークレスな世界を築く"というビジョンのもと、紙巻きたばこを楽しんでいる方に対して、加熱式たばこやオーラルたばこ、VAPE(ベイプ)といった新カテゴリーの選択肢を提供している。



これら新カテゴリーの消費者数は2018年以降、世界で2倍以上に増加しており、日本市場では加熱式たばこの登場以来、紙巻きたばこの販売数量は顕著に減少しているという。BATジャパンでは、すでに売上の50%以上をスモークレス製品が占め、BATが設定している2035年までのグローバル目標を、先行して達成しているそうだ。


「日本の加熱式たばこ市場のポテンシャルは大きく、ユーザーも洗練されています。そういった市場で戦うためには、我々もアップグレードしていかなければなりません。そして日本市場で競争性を高め、競合に対して優位性を保っていくために人材もリソースも当て、レバレッジを効かせていきたいと考えています」と、BATの最高経営責任者、タデウ・マロッコ氏は話す。


○紙巻きたばこユーザーも満足させるプレミアム製品「glo Hilo」



宮城県限定で6月9日より販売が開始された、BATジャパンの新型加熱式たばこデバイス「glo Hilo」は、これまでの同社のラインアップに存在しなかったプレミアムセグメントの製品だ。


仙台市は2016年に世界で初めて「glo」が販売された地であり、再びこの地から展開を始めることには象徴的な意味もあるのだろう。



そんな「glo Hilo」が、ついに9月1日から全国販売を開始する。


最大の特長は、抵抗加熱と赤外線加熱のデュアル加熱により、わずか5秒でたばこスティックを加熱する世界初の「Turbostart」テクノロジー。また、デバイスのカスタマイズや位置情報棟の視覚化が行える新アプリ「Myglo」、有機ELを採用した「EasyViewスクリーン」によるバッテリーや加熱モードの確認機能も備えている。



同時発売されるたばこスティック「virto (ヴァルト)」は、「glo Hilo」にあわせて新たに開発されたもので、熟練のブレンダーが選び抜いたタバコ葉と、スティック全体に均一な熱を伝導させるハチの巣状の構造によって豊かな味わいを実現。また独自の「StickSeal」テクノロジーによってたばこ葉がデバイス内に落ちないため、メンテナンスフリーで使い続けられる。



より詳しく知りたい方は、レビュー記事を参照していただきたい。



・glo、発祥の地・宮城県仙台から最新デバイス「glo Hilo」を発売 - 期間限定ポップアップストアもオープン



・5秒で370度加熱の衝撃! BATジャパンの技術を結集した、新型加熱式たばこ「glo Hilo(グロー・ヒーロ)」



「glo」シリーズは価格重視のセグメントに向けた製品が多く、そういった手に取りやすい価格帯において新カテゴリーを牽引していた。「glo Hilo」の狙いは、ラインアップを補完しつつ、従来の新カテゴリー製品では味わいに満足できない紙巻きたばこユーザーを取り込むことにあるのだろう。


マロッコ氏は、「glo Hiloは、glo HYPERとはまったく異なる製品であり、ターゲットもエクスペリエンスも違います。紙巻きたばこに一番近い体験と、紙巻きたばこにはない機能性を提供する製品です。日本の加熱式たばこ市場は非常に大きく、既存のラインアップ、プレミアムセグメントの両方が入る余白があると考えています」とその考えを述べた。



さらに、全国展開のタイミングに合わせて「glo Hilo」のポートフォリオに新たな製品を追加すると発表。「glo Hilo Plus」の全国発売について明かした。こちらも続報が楽しみだ。(加賀章喜)

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