「風強すぎてびっくり！」3COINSの“傘に取り付けるファン”を使ってみた　角度も細かく調整できる

　雨の降る蒸し暑い日、ハンディファンを使いたいと思っても、傘と荷物で両手がふさがってしまうことがあります。

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　そのような状況で使いやすいアイテムが、3COINS（スリーコインズ）から展開されています。3COINSの「アンブレラファン」は、日傘や雨傘に取り付けられるミニ扇風機です。ここでは、その機能性や使用感についてレビューします。

●アンブレラファンは3通りで使える

　3COINSのアンブレラファンは、「手で持つ」「テーブルやデスクに置く」「傘のシャフトに取り付ける」といった3通りの使い方ができます。

　サイズは約17.5（高さ）×5.3（幅）×6.5（奥行き）cm、重さは約195gで、手で持っても負担になりにくいです。ストラップも付属しているため、手首にかけておけば落下防止になります。

　テーブルやデスクに置く際は、真っすぐに立てて使用します。底面には滑り止め素材が施されています。横置きも試しましたが、ヘッド部分が重くバランスが取れないため、安定しませんでした。

　もう1つの使い方は、傘のシャフトに取り付ける方法です。傘や荷物で両手がふさがっているときにこの機能を使えば、蒸し暑い中でも涼しさを感じられます。

　使用には充電が必要です。USB Type-Cケーブル（別売り）に対応します。充電時間は約2.5時間です。

●傘につけるのが正直、難しい

　先述した通り、アンブレラファンは傘のシャフトに取り付け可能です。本体底部が伸縮する構造になっており、そこにシャフトを挟み込みます。直径10mmまでの丸型・角型のシャフトに対応します。

　実際に取り付けてみると、本体底部を伸ばすのに力が必要です。つかみにくい形状な上に、うっかり手を離すと勢いよく戻るため、指を挟みそうになりました。筆者は1人でシャフトを挟むことができず、娘に手伝ってもらいました。

　使用後にシャフトから外す際も同様に大変でした。片手で底部を伸ばすのは難しいため、他の人の手を借りることをおすすめします。

　シャフトへの取り付けや取り外しは、個人的に少し大変だと思いましたが、それだけグリップが強力であるともいえます。

●ヘッドの角度調整が可能で、顔に風を当てられる

　シャフトに無事に取り付けられたら、電源ボタンを1秒以上押して送風を開始します。風力は微弱、弱、中、強、ターボの5段階で調整できます。

　細長い電源ボタンの上部「＋」と記載されている部分を押して風力を上げ、下部「−」部分を押して風力を下げます。風力は電源ボタンの下にあるインジケーターで確認できます。フル充電時の使用時間の目安は、微弱が5時間、弱が3.5時間、中が2.5時間、強が2時間、ターボが1.5時間です。

　アンブレラファンは、ヘッドが左右に約180度、前後に約90度可動します。これにより、傘への取り付け位置や顔までの距離に合わせて、細かな角度調整が可能です。

●風は強め　音もするので顔から離して使いたい

　アンブレラファンは5段階の風力調整が可能ですが、微弱でも風は強めに感じられました。風力を最強のターボにすると、髪がなびくほどの強さになり、モーター音も大きくなります。振動は少ないものの、風力が強いため、顔に近い位置で使用すると息苦しさを感じるかもしれません。

　上の写真では微弱設定ですが、顔とアンブレラファンの距離はこれくらい離れていても涼しいです（※感じ方には個人差があります）。

　3COINSのアンブレラファンは、2200円（税込み）です。カラーはホワイトとブルー（筆者購入）の2色展開です。3COINSの店舗およびオンラインストアで購入可能です。