さっと水分補給　【セリア】のリュックに取り付ける「ボトルホルダー」を使ってみた

　これからの季節、アウトドアや旅行など外出の機会が増える中で、水分補給は欠かせません。リュックにペットボトルが入るサイドポケットがあれば便利ですが、折りたたみ傘などによりサイドポケットがふさがっていたり、そもそもリュックにサイドポケットが備わっていなかったりすることもあるでしょう。

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　そこで今回は、100円ショップのセリア（Seria）で手軽に購入できる「ボトルホルダー」を紹介します。リュックのショルダーベルト部分に取り付けられるホルダーです。

●リュックのショルダーベルトにペットボトルを取り付けられる

　セリアのボトルホルダーは、「バッグに＋1（プラスワン）」というシリーズの一つです。このシリーズには他に、傘ホルダーやAirPods用のホルダーなどがあり、バッグの機能性を高めるアイテムがそろっています。ボトルホルダーは、リュックやバックパックのショルダーベルト部分に取り付けて使用します。対応するペットボトルのサイズは、直径5cm〜7cm以内です。

　ボトルホルダーの内側はコーティングされており、ペットボトルの水滴などが染み込みにくくなっています。

　ペットボトルは、面ファスナーでしっかりと固定します。実際に固定してみたところ、500mlのペットボトルはギリギリのサイズでした。

　最初にペットボトルのサイズに合わせて調整する際は、リュックを背負う前にセットしておくとスムーズです。

●面ファスナーを巻き付けるように固定する

　実際にリュックのショルダーベルトにボトルホルダーを取り付け、500mlのペットボトルを入れてみます。ボトルホルダーは、背面の2本の面ファスナーで、ショルダーベルトに巻き付けるように取り付けます。

　ペットボトルの重さで面ファスナーが下方にずれるのでは？　と思うかもしれませんが、意外とずれません。特に筆者のリュックでは、ボトルホルダーの面ファスナーが、ショルダーベルトに一部くっつき、安定感が増していました。

　ただ、ショルダーベルトの幅によっては面ファスナーがずれることがありそうです。またショルダーベルトの素材によっては、面ファスナーがくっつきにくい場合もあります。しかしよくあるメッシュ素材の、平たい形状のショルダーベルトであれば、ある程度安定するのではないかと思います。

●リュックが傾くかも

　ボトルホルダーは手軽にペットボトルを持ち運べる便利なアイテムですが、片側のショルダーベルトに重さが加わることになるため、リュックが傾き、バランスが偏りがちになるのは難点です。もちろんこれは、ボトルホルダーを2つ購入して、左右両方に取り付けるなら起きない問題ではあります。

　ただいずれにせよ人によっては、ペットボトル飲料をショルダーベルトに取り付けることで、「重い」「肩に負担がかかる」と感じることもあるかもしれません。

●リュックのサイドポケットにはないメリットも

　ボトルホルダーを使用するメリットの一つは、リュックのサイドポケットを他の荷物のために空けておける点です。サイドポケットに他のペットボトルや水筒を入れておきたいときや、折りたたみ傘を収納しておきたいときなどに役立ちます。

　また、飲み物を飲む際にリュックのサイドポケットに向かって腕を伸ばす必要がなくなるのもメリットです。リュックを背負ったままサイドポケットのものを取るには、腕をひねる動作が必要ですが、この動作が難しい人もいます。肩を痛めている人など、腕が動かしにくい場合でも、肩あたりにペットボトルがあれば、さっと飲み物を取り出すことが可能です。

　セリアのボトルホルダーは、アウトドア用品売り場に陳列されていました。価格は110円（税込み）です。店舗によって取り扱い状況が異なるため、在庫がない場合もあります。