ママスタ旦那さんに不倫された人を指す”サレ妻“という言葉も一般的になってきました。それくらい不倫をする男性が多いというのがなんとも腹立たしい話です。そんななか先日、夫婦の再構築に関するこんな悩み相談がありました。投稿者さんは旦那さんに2回目の不倫をされたママ。
『1回目の浮気のあと、夫は浮気もギャンブルもキッパリやめて、子どもたちもいたのでそれなりに楽しく生活してました。今回1回目のこともあり夫の言い分は「私の地雷を踏まないようにビクビクし、私から拒否されて自信をなくしていった」。自信をなくしたのは私も一緒です。だから私は愛されていると思いたく夫を試すような言動をしていました。それが拒否と捉えられた(当たり前ですよね。私も悪いと思います)。離婚も考えていますが、再構築された方がおられたら話を聞きたいです』
投稿者さんによると、1度目の不倫をされても旦那さんへの気持ちがあったんだとか。旦那さんはその後に自ら条件を課して常に行動をLINEで報告し、パチンコをやめて家族を大事にして過ごしてきました。8年ほど経っていましたが、旦那さんに追いかけてほしい投稿者さんは試し行動として、旦那さんからの好意を拒否することを続けてしまったと綴っています。その積み重ねによって旦那さんは2回目の不倫に至ったのだそう。さらに今回は、旦那さんのなかに離婚の選択肢もあるのだとか。離婚も視野に入れつつ、再びの再構築を目指したいという投稿者さんに、ママたちからはさまざまなコメントが寄せられていました。
ただの言い訳。不倫は何度も繰り返すし、なおらないよ
『お互い約束事を決めたほうがいいと思う。次やったら離婚してもう子どもには会わせないとか慰謝料とかね。2回目で何も条件なしで許すってナシ。お互いに話し合いしたら?』
投稿者さんは離婚も視野にいれているけれども、やはりまだ再構築の道を諦めきれていない様子です。しかし旦那さんはすでに2回も不倫をしたのですから、何もせずに再構築は難しいでしょう。そこで何かしらの条件や約束事を決めることでお互いに前を向いて行けるかもしれません。たとえば前回同様に旦那さんの行動の報告や家族との時間を作ることに加えて、投稿者さんも旦那さんを拒否しないという決め事なども必要になってくるのではないでしょうか。旦那さんとしても1回目の不倫の後に再構築に向けて頑張っていたけれども、投稿者さんに好意が拒否されたことから2回目の不倫に走っていますから、投稿者さんからの歩み寄りによって離婚を思いとどまってくれるかもしれません。
『もう諦めたよ。浮気する人はなおらない。病気。離婚して朝から晩まで働いて少ない給料で切り詰めての生活より、ATMとして一生働いてもらうようにした』
一方で「不倫する人は何度も繰り返すよ」という経験者からのアドバイスもありました。夫婦で再構築を選択したとしても旦那さんがまた不倫をしないとも言い切れないでしょう。旦那さんに不倫された経験があるママたちからは「離婚は選ばなかったけど不倫はなおらないからもう諦めた」、「離婚したけど元旦那は結局不倫を何度も繰り返しているらしい」といった、リアルなコメントが寄せられました。投稿者さんは旦那さんの不倫が何度も繰り返される可能性があることを考慮して、離婚するか再構築するかを考えたほうがいいのではないでしょうか。
不倫をしたほうが悪いけど、責め続けると居心地のいい場所に逃げていく
『責め続けて追い詰めたら男は居心地のいい場所に逃げるよ。1回目のときに離婚しないと決めたなら割り切って良妻を演じるしかなかったんだよ』
『再構築を選んでもあなたの態度は同じだろうと思ってるんだと思う。口で謝るのは簡単だし、その後の態度次第であなたの態度も変わっていくもの。旦那に不信感があればその年月は延びるのも普通は理解できる。けど男の考えは「謝ったけどいつまでも許してくれない」という解釈だから、また癒しを外で求めるんだよ』
1回目の不倫の後に、また旦那さんに愛されて追いかけられたい気持ちから試し行動をしてしまった投稿者さん。しかしママたちからはこの試し行動がよくなかったのでは? という指摘がありました。不倫した側が悪いのは明白の事実です。しかし再構築をしようと思うと、不倫した側を責め続けたり拒否したりすることは逆効果なのかもしれません。そうすることで不倫した側は、結局癒しや自分を肯定してくれる存在を外に求めてしまうから。1回目の不倫の後に旦那さんはきっと、「反省して謝罪したのに許してもらえない」と思って再びの不倫に走ったのではないでしょうか。そのため2回目の不倫が発覚した今、「どうせまた許されないし拒否されるのだから離婚したほうがいい」という結論に至っているのかもしれません。
サレた側が許し続けなければいけないのが再構築だよ
『シタ側は許されて終わりでも、サレた側は何かある度にフラッシュバックする怒りや悲しみや辛さを感じ続けるし、その度に相手を許し続けないといけない。サレた側が一生その努力を続けないといけないのが再構築』
『私は浮気で離婚した。何度も浮気されてたけど許してきた自分が馬鹿らしくなって離婚。離れてみたら旦那と離れられないという呪縛から解放されたみたいに楽になったよ。あなたも離れないから、もう離れられないと感じるんだと思う』
『私は浮気されたときに旦那は死んだと思い込んだよ。だから今はお金をくれて遊びに連れて行ってくれる人としか思っていない。大好きで信用していた旦那はもう死んだと思っていたほうが期待もしないし、腹も立たない』
投稿者さんがもしも再構築をしたいのであれば、自分が旦那さんを許し、そして旦那さんを責めたり拒否したりしないことが必須条件になってくるのではないでしょうか。投稿者さんとしては旦那さんが心から反省をして、不倫前と同じように自分を愛してくれる再構築を求めているのでしょう。しかし不倫した事実は消えませんから、投稿者さんは悲しみを抱きながら夫婦生活を続けることになる可能性は大。そして旦那さんが好意を向けてくれたとしても、以前と同じような夫婦生活を送ろうとしていることに怒りを覚えてしまうかもしれません。そうしたことも飲み込んで、それでも我慢し続けることができるのであれば、再構築も目指せるのではないでしょうか。旦那さんから不倫されても離婚を選ばなかったママたちは旦那さんへの愛情も捨てて、家にお金を入れる存在とだけ認識して過ごしているという人も少なくありませんでした。旦那さんに期待してまた裏切られたり理想の再構築ができなかったりすれば、また自分が苦しくなってしまいます。離婚するか再構築するか、最終的に決めるのは自分自身ですが、再構築の道は決して簡単ではないもの。ママたちのコメントも参考にして後悔しない選択をしてほしいですね。
文・AKI 編集・みやび イラスト・Ponko
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