マレーシアで12年ぶり開催のスーパーGT第3戦セパンは2日間合計7万5977人のファンが来場

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2025年07月02日 13:30  AUTOSPORT web

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決勝スタート直前のグリッド。日本とマレーシアのレースアンバサダーたちがフラッグとともに並んだ。 2025スーパーGT第3戦セパン
 6月26〜28日、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで行われたスーパーGT第3戦『SUPER GT MALAYSIA FESTIVAL 2025』には2日間ともに非常の多くのファンが訪れたが、現地プロモーターは2日間の観客動員について、予選日の6月27日が2万8524人、決勝日の6月28日が4万7453人で、2日間計7万5977人のファンが訪れたと発表した。

 12年ぶりのマレーシアでの開催となったスーパーGT第3戦は、GT500クラス15台、GT300クラス19台が参加。現地からEBM GIGA RACINGが2台体制で参戦し、予選Q1ではEBM GIGA 911 GT3がトップタイムを記録するなど活躍をみせた。またレースでも、GT500クラスはDeloitte TOM'S GR Supraが逆転勝利。GT300でもUPGARAGE AMG GT3とGreen Brave GR Supra GTのトップ争い、グッドスマイル 初音ミク AMGがバトルを制し3位を獲得するなど、盛り上がりをみせている。

 そんな一戦は、グランドスタンド裏で“日本祭り”と題しスーパーGTに参戦するメーカーのブースはもちろん日本食の屋台や、東南アジアでも人気の日本車チューニングカーが展示されたり、日本にゆかりのあるアーティストなどが出演するライブも行われるなど日本文化を紹介するものとなっていたが、こちらも大きな賑わいをみせていた。

 また決勝レース開始前には、グリッドで日本から訪れたレースアンバサダーと現地レースアンバサダーがともにグリッドに立ったり、スタンドからはレースアナウンサーの“あおり”に合わせて大歓声が湧くなど、マレーシア戦ならではの雰囲気もひさびさに感じられた。

 そんな一戦の2日間の観客動員について、現地プロモーターはSNSで予選日の6月27日が2万8524人、決勝日の6月28日が4万7453人、2日間計7万5977人と発表した。なお、予選日は金曜であり、平日の数字であることも注目したい。過去のマレーシア戦に比べてもスタンドの観客の数は見た目に多く、ハロ・スポーツ&エンターテインメントとともに開催したスーパーGT復帰初年度は成功であったと言っていいだろう。

 もちろんチームからは開催前にはさまざまな意見も聞かれており、2026年以降の開催については課題も多いはずだ。しかし2026年はGT500車両でのワイルドカード参戦も計画されるなど、さらなる盛り上がりが期待される。

 現地プロモーターは、「エキゾーストノート、グランドスタンドの声援。『SUPER GT MALAYSIA FESTIVAL 2025』は忘れられない素晴らしい思い出となった。このイベントを成功させるために関わってくれたすべての人々に感謝したい」とSNS内に綴った。

「スポンサー、パートナー、クルー、そしてファン。そして特にスーパーGTの皆さん。日本のレースのスリルを取り戻してくれたことに感謝したい。また会う日まで! ありがとう」

[オートスポーツweb 2025年07月02日]

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