2025年F1プレシーズンテスト デイブ・グリーンウッド(アルピーヌ レーシングディレクター)&スティーブ・ニールセン
7月4日(金)、BWTアルピーヌF1チームは、スティーブ・ニールセンがマネージングディレクターとして加入することを発表した。ニールセンは、9月1日(月)にチームに合流するということだ。
ニールセンはかつてベネトンやルノーに所属した経験を持つことから、今回の加入は、彼にとって古巣への復帰を意味するものだ。最近ではFIAのシングルシーター部門のスポーティングディレクターを務めていたが、2024年1月には退任したことが明らかになっていた。なおニールセンは、アルピーヌへの加入の噂について、オファーがあったことを一度否定していた。
アルピーヌF1のエグゼクティブアドバイザーを務めるフラビオ・ブリアトーレの指揮の下、ニールセンは、エンストンでチームの運営を監督することになる。
またアルピーヌは、ニールセン以外にも、エアロダイナミクス開発責任者としてクリス・ミドグリーを、グローバル・マーケティング・ディレクターとしてガイ・マーティンを獲得したことも合わせて発表した。ミドグリーは、かつて2007年から2013年までエンストンで働き、その後フェラーリに移籍しエアロダイナミシストのトップを務めた人物で、アルピーヌではエグゼクティブ・テクニカルディレクターのデビッド・サンチェスの直属となる。
マーティンは、Visaからアルピーヌに加わった人物で、ブランドのスポンサーシップとパートナーシップ戦略の推進に尽力し、ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チームやFIFA、NFLやFIA フォーミュラE選手権などにも携わっていた。またファンや顧客とのエンゲージメントを高め、新たなオーディエンスを獲得するために、音楽やゲームなどの新たなエンターテインメント分野をビジネスに導入したということだ。
https://twitter.com/AlpineF1Team/status/1941029922455290101
[オートスポーツweb 2025年07月04日]