
■陸上・日本選手権 最終日(6日、東京・国立競技場)
【一覧】9月13日開幕『東京2025世界陸上』日程&出場選手
男子110mハードルで優勝し、東京世界陸上の内定を掴み取った泉谷駿介(25、住友電工)は、この日エントリーしていた走幅跳は「右下腿コンディション不良」により欠場することが発表された。
史上初となる110mハードルと走幅跳の“二刀流”で世界陸上出場を狙っていた泉谷。前日の110mハードル決勝後では、「アップでちょっと足痛めちゃって」と明かし、最終日の走幅跳に向けて「出れる状態にはしたいですよね。でも足の状態を見て、相談という感じですね」と話していた。
110mハードルでは13秒04の日本記録を持ち、走幅跳でも日本歴代6位(8m21)の自己ベストを持つ泉谷。大会前の会見では、110mHと走幅跳の2種目での出場に「自分にしかできないことを追求して、その目標を目指して頑張りたい」と思いを口にしていた。
前日の110mハードル決勝では、スタートでやや出遅れるも、終盤で追い抜いて粘り勝ち。13秒22(+0.8m)をマークして、2年ぶり4度目の優勝を果たした。
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