<陸上:日本選手権>◇6日◇最終日◇東京・国立競技場◇女子100メートル障害(ハードル)決勝
中島ひとみ(29=長谷川体育施設)がハプニングの末、2位となった。
レース直後、電光掲示板には中島の姿が映し出されたが、1着には田中佑美(富士通)と表示された。しかし直後に1着中島、2着田中と変更された。“初優勝”に驚きつつ喜んだが、表示が消え、選手たちはトラックに座り込みながら最終順位を待つことに。
結局は当初の表示通り、田中が12秒86(向かい風0・4メートル)で優勝。中島は同タイム着差ありで2位にとどまった。「自分が何番か分かってなくて。2番、1番、2番で『ああー』って。掲示板を見ながら左右された」と笑いながら振り返った。
「優勝したかった気持ちも大きい」としつつ、「全力を出し切れた。悔しい気持ちもあるけど、次につなげられたら」と前を向いた。
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