【フィギュア】江川マリア新SPは自身の名前と縁「節目の年。使うことに決めました」

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2025年07月07日 00:18  日刊スポーツ

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シニア女子 ジャンプを成功させる江川マリア(撮影・たえ見朱実)

<フィギュアスケート:アクアカップ>◇6日◇アクアリンクちば◇女子フリー



明治大4年の江川マリア(21)が、集大成への思いをプログラムに込める。


この日は昨季と同じ「トゥーランドット」を舞い、106・28点で2位。住吉りをん(オリエンタルバイオ/明治大)に続いた。冒頭の3回転ルッツは成功させたが、以降のジャンプでミスがあり「ショートを結構たくさん練習していたので、フリーはまだまだ詰めが甘いところも、いっぱいある。自分らしい滑りはできました」と振り返った。


練習を積んでいるという新ショートプログラム(SP)には「アヴェ・マリア」を選んだ。母が好きな曲で、自身の名前の由来になった縁がある。かねて滑る選択肢に入れながら「すごく思い入れのある曲。大学4年生という節目の年でもあるので、使うことに決めました」と決断を下した。


振り付けはアイスダンスで五輪出場経験のあるキャシー・リードさん(38)に初めて依頼した。曲を決めた上で「すごく優しい女性のボーカルの曲なので、女性の振付師さんに振り付けをしていただきたいと思いました」とこだわった。


昨季は全日本選手権で20位にとどまった。集大成のシーズンが始まり「一番いい全日本にしたい。今年は特に楽しむ気持ちを忘れずにやりたいです。全日本で楽しむのは難しいことな気もしていますが、それができるように、1試合1試合、大切に滑っていきたいと思います」と力を込めた。【松本航】

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