元宝塚女優、外国人めぐる発言釈明のサヘル・ローズに「ごめんなさいとしか言葉が出てこない」

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2025年07月07日 12:20  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

毬谷友子(2012年)

元宝塚歌劇団の女優毬谷友子(65)が7日までにX(旧ツイッター)を更新。イラン出身のタレント、サヘル・ローズ(39)が外国人について記した投稿に返信する形で、気遣う言葉を送った。


ローズは、6日放送のTBS系「サンデーモーニング」(日曜午前8時)に出演した際、参院選(20日)が政権選択選挙であるとする特集の場面で、ローズは外国人をめぐる政策が議論の対象となっていることに触れ「自分たちに選挙権がない、発言できる権利がない(外国籍の)人たちを、そこで(話題に)あげて、攻撃するのは違うんじゃないかな、というのは、すごく心苦しく、今見ています」と私見を述べた。その後、Xで「私は『選挙権をください』とは言っていません。ただ、まっとうに働き、納税し、地域の一員として生きている外国籍の人々が、政治的な言説の中でひとくくりに語られ、『まるで全員が悪者のように扱われている』ことに、悲しみと不安を覚えました」などと釈明していた。


毬谷はこの投稿に返信。「サヘルさん。ごめんなさい。としか言葉が出てこないです」と切り出すと「サヘルさんのような方たちが、心ない言動で傷つく事が少しでも減って行くように私達も頑張ります」と呼びかけ、「身体を大切にしてください」と気遣った。


ローズはXでの説明で、「わたしの日本語がうまくなく、ちゃんと伝わらず不快な思いをさせてしまい、申し訳ありません。ただ、正しく思いを伝えたくて書かせていただきます」と書き出して真意を告白。「私が伝えたかったのは、攻撃や排除ではなく、『共に生きている人がいることを、少しでも想像してもらいたい』という願いでした。私は8歳で日本に来て以来、この国に育てていただき、たくさんの温かいご縁に支えられて生きてきました。日本には、感謝してもしきれない気持ちがあります。だからこそ、この社会をより良くしていきだいと願っています。傷ついた人たちが沈黙しないでいられるように。見えないところで頑張っている誰かの声が、かき消されないように。これからも、対話を信じて伝えていきたいと思います。サヘル・ローズ」としていた。

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