織田裕二主演『北方謙三 水滸伝』“叛逆の英雄”晁蓋役に反町隆史!「俳優人生の中で初めてのことでした」

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2025年07月15日 09:10  クランクイン!

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ドラマ『北方謙三 水滸伝』晁蓋(反町隆史)ビジュアル (C)2026 WOWOW
 WOWOWにて2026年放送・配信開始となる連続ドラマ『北方謙三 水滸伝』で、〈梁山泊〉を率いる頭領のひとり、晁蓋(ちょうがい)役を反町隆史が務めることが発表された。

【動画】『北方謙三 水滸伝』反町隆史からのコメント動画

 『水滸伝』は、腐敗した世を憂い、法に背いてでも正義を貫こうとする“はみ出し者たち”の反逆の物語。現代にも通じる「理不尽な権力にあらがう意志」と「仲間との絆」が、壮大な群像劇として描かれていく。

 晁蓋は、民に慕われる義の心と、烈火のごとき闘志を併せ持つ、物語のもう一人の中心人物。信頼で人を動かす“光をともすカリスマ”・宋江(織田裕二)とともに、梁山泊を率いて腐敗した国家権力に立ち向かっていく。

 元より激情に満ち、理不尽に満ちた世の中に対して牙をむいてきた晁蓋だが、宋江が書き記した世直しの書『替天行道』に出合い、同じ志を持つ仲間として彼と出会う。静と動、水と火―全く異なる資質を持つ2人の頭領が体制に反旗を翻した者たちが集う志のとりで<梁山泊>で並び立ち、国家権力に立ち向かう大いなる反逆の物語が、動き出す。

 晁蓋を演じる反町隆史は、織田裕二とはテレビドラマ『SUITS/スーツ2』(2020)以来約6年ぶり、2度目の共演となる。この二人が、それぞれまったく異なるリーダー像を体現し、黄金タッグとして壮大な群像劇を牽引していくこととなる。

 解禁されたビジュアルでは、刀を携え、馬にまたがって戦の最前線を突き進む晁蓋の雄姿や、 民を奮い立たせるように激しくげきを飛ばす頭領としての姿が映し出され、 義と激情を併せ持つ“叛逆の英雄”の存在感が強烈に刻み込まれている。

 また、解禁に先駆けて公式SNSで投稿されたのは、 賊徒として素性を隠す晁蓋(托塔天王)が、仮面をかぶってたたずむ異様な姿。その不穏なビジュアルは「一体誰が演じているのか?」とファンの間で話題を呼び、 解禁前夜の“匂わせ投稿”として注目を集めていた。

 そんな晁蓋役を担うことについて、反町は「2年前、ものすごい熱量でオファーをいただきました。『反町隆史の晁蓋が見たい。ずっと夢だったんです』そう言われたのは、俳優人生の中で初めてのことでした」とオファー時を振り返る。また、「晁蓋という漢に心を奪われ、演じることの歓びが、役そのものを育て、やがて自分をも育ててくれました」と役を生き抜いた心境を吐露。若松節朗監督は「反町隆史が楽しんで演じている晁蓋に御期待下さい」とコメントしている。

 連続ドラマ『北方謙三 水滸伝』は、WOWOWにて2026年放送・配信開始。

※コメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■反町隆史(晁蓋役)

2年前、ものすごい熱量でオファーをいただきました。
「反町隆史の晁蓋が見たい。ずっと夢だったんです」
そう言われたのは、俳優人生の中で初めてのことでした。
軍略と統率力に優れ、叛乱の先頭に立って突き進む晁蓋は、まさに英雄。
晁蓋という漢に心を奪われ、演じることの歓びが、役そのものを育て、やがて自分をも育ててくれました。
織田裕二さんをはじめ、キャスト・スタッフと一丸となって撮影に挑んだ壮大で熱い、この作品を皆様にお届けできるのが今から楽しみです。
「北方謙三 水滸伝」是非、ご期待ください。

■若松節朗監督

反町隆史は面白い男である。芝居も素も堪らなく面白いのだ。
仮面を被った、馬上での静かで異様な佇まい。派手なブルーの衣装に包まれたビジュアルがここまで似合う男はいない。
その圧巻の姿に、つい笑みが浮かんでしまう。
そして、反町隆史は照れ屋でもある。
普段、余り多くを語らない控えめな彼の、今回の任務は、とてつもなく重い。織田裕二と一緒に世直しに挑むもう一人のカリスマで、静なる宋江とは対極にして、果断で統率力抜群。動なる軍略の雄を演じなければならないのだ。
義侠心に厚く厳格な強い男を荒ぶって匂わせて欲しい。それでいて、どこか楽観的でニヒルな笑いも見せて欲しい。
何とも難しい役どころではあるが、カレーを食べている様な爽やかさも出してくれるので実に嬉しい。
眩い程の「生きる光」を発し続ける晁蓋も、反町隆史とダブって見えるから不思議である。
反町隆史が楽しんで演じている晁蓋に御期待下さい。
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