内倉浩昭 次期統合幕僚長(防衛省提供) 政府は15日の閣議で、防衛省の吉田圭秀統合幕僚長(陸将)の勇退を認め、後任に内倉浩昭航空幕僚長(空将)を充てる人事を了承した。発令は8月1日付。内倉氏の後任には森田雄博航空支援集団司令官が就任する。森下泰臣陸上幕僚長も勇退し、後任に荒井正芳西部方面総監が就任する。
吉田氏は第7代統幕長として2023年3月に就任。2度定年延長し、陸海空自衛隊を一元的に指揮する「統合作戦司令部」の新設に尽力するなどした。東大卒で、初の防衛大学校出身者以外の統幕長となった。

森田雄博 次期航空幕僚長(防衛省提供)

荒井正芳 次期陸上幕僚長(防衛省提供)