
このチャートは、J-WAVE全番組のオンエア回数、Billboard JAPAN協力の各音楽ストリーミングサービス、ダウンロード、動画再生回数、CDセールス、SNSのデータをポイント計算。番組では世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。ここでは7月13日(日)付のチャートを紹介!
10位:Sabrina Carpenter『Manchild』
ここ最近、番組で毎週のように紹介しているのが、Sabrinaのいろいろな「セクシーすぎる問題」。今月のはじめにロンドンのハイド・パークで行われたコンサートイベントにヘッドライナーとして出演したSabrina。集まった65,000人の観客には家族連れも多く、Sabrinaは小さい子どもにも人気なことからセクシーなパフォーマンスはトーンダウンしたそう。たとえば、『Bed Chem』という曲では会場のスクリーンに「子どもに不適切な表現を含むので、保護者が判断してください」という注意書きを出し、『Juno』ではお約束になっている挑発的なポーズを封印したという。9位:Suchmos『Eye to Eye』
6年ぶりの復活を遂げたSuchmos。7月2日(水)リリースの最新EP『Sunburst』のオープニングを飾るのが同曲で、9位に初登場を決めた。『Sunburst』というタイトルは『Eye to Eye』の歌詞から付けられている。Suchmosは7月25日(金)から27日(日)にかけて開催される「FUJIROCK FESTIVAL'25」への出演が控えているが(Suchmosは7月25日(金)に出演)、秋には海外と国内13都市を回るアジアツアーの開催も決定している。地元・神奈川のKT Zepp Yokohamaから始まり、ソウル、上海、台北、バンコクを経由してファイナルは12月12日(金)、13日(土)のZepp Haneda2デイズで締めくくる。8位:haruka nakamura + suis from ヨルシカ『灯星』
音楽家・haruka nakamuraとヨルシカのボーカル・suisがコラボした1曲。エントリー3週目で先週から72ポイントの特大ジャンプアップで今週8位となった。現在公開中の映画『この夏の星を見る』の主題歌だ。映画の原作は直木賞作家の辻村深月で、2020年のコロナ禍を背景に、天体観測を通して全国の高校生たちがつながっていく物語だ。そして、『この夏の星を見る』とJ-WAVEがコラボしたポッドキャスト番組『ハラカド天文部』が現在配信中。このポッドキャストは映画の出演キャストやスタッフ、さらに映画や天文に詳しいゲストを迎えて作品の見どころから星空の魅力、トリビアまで、映画がより面白くなる星空トークを聴くことができる。7位:RIP SLYME『Chill Town』
先週、『TOKIO HOT 100』にゲスト出演したRIP SLYME。番組内で“抜け駆け先駆けオンエア”した同曲が最新チャート7位に初登場を決めた。同曲が今週のチャートで100曲中、もっとも高いポジションに初登場した「High Power Debut」曲となった。7月16日(水)にリリースされるRIP SLYMEのベストアルバム『GREATEST FIVE』収録曲であり、現在展開中のJ-WAVE夏のキャンペーン「CHILL TOWN TOKYO 〜COOL SUMMER 2025〜」のために書き下ろしたキャンペーンソングだ。7月7日(月)〜7月15日(火)の期間、J-WAVEで独占先行オンエア。「猛暑が続く東京の夏を音楽で涼しくしよう」といったテーマが込められている。RIP SLYMEは11月までにフェスに21本という驚異的な本数の出演を予定している。【関連記事】RIP SLYME、活動再開後のフェス出演数は21本! 「実家に帰ったようなやりやすさ」で…ILMARI&FUMIYAが語る
6位:LE SSERAFIM『DIFFERENT』
先週から3ポイントダウンで今週は6位に。番組ではリスナーがアーティストや曲に関するクイズに答える「逆電バスター」を実施。『DIFFERENT』のミュージックビデオは5人のメンバーが野菜のセロリを持ったり、かじったりしているシーンが盛り込まれている。さまざまな栄養素が豊富なセロリだが、問題は「セロリのビタミンでいちばん多く含まれているのはどれ?」というもので、正解は「ビタミンK」。ビタミンKは血液の凝固や骨の健康を維持する役割があるそう。5位:Mrs. GREEN APPLE『breakfast』
エントリー5週目、先週12位から7ポイントアップで5位に。バンドのメジャーデビュー10周年記念日でもある7月8日(火)にアニバーサリーベストアルバム『10』がリリースされ、リリース初日だけで売上枚数59万2,000枚を記録した。さらにリリース当日の夜には東京タワーの展望台、メインデッキ南側にバンドのロゴを投影。東京タワーの展望台にアーティストロゴが投影されるのは史上初の快挙だ。7月17日(木)までの期間限定で、JR山手線にバンドの10周年ロゴをあしらったラッピング仕様の車両が登場。ミセス仕様の電車内では楽曲のミュージックビデオが流れ、ミセスに縁のある著名人たちが書いたベストアルバムのPOPが中吊り広告となっている。4位:Ed Sheeran『Drive』
映画『F1®/エフワン』のサウンドトラックから、この日は3曲目のエントリー。先週2位から2ポイントダウンで今週は4位となった。『F1®/エフワン』も絶好調で、全世界の興行収入はおよそ440億円に到達する勢いだという。『Drive』のミュージックビデオも迫力満点で、映画のシーンを使った手に汗握るカーアクションが観られる。TikTokでは同曲に乗せてEdとマネージャーがカーレースを繰り広げる動画を投稿しているが、場所はコンサート会場のバックステージ。車はスタジアム内を移動するためのカートで、最高時速は8キロなのだそう。3位:Norah Jones & John Legend『Summertime Blue』
エントリーから2週目で、一気に3位まで上昇。グラミー賞に通算59度ノミネート、23回受賞という輝かしい実績を持つふたりによる初の共演が実現したのが同曲。プロデュースは、Johnのアルバム『Bigger Love』にも関わったGregg Wattenberg。全米1位ヒットを多数手がけてきた彼ならではの絶妙な手腕で、両者の魅力を見事に引き出している。2位:Mark Ronson & RAYE『Suzanne』
2ポイントアップでトップ目前に。イギリス生まれのDJ、プロデューサーのMarkは6歳のころにアメリカ・ニューヨークに移住し、16歳からDJを始めた。Markは自身が育った90年代のニューヨークを中心に綴った回想録『Night People』を9月に出版。DJとして自分を形成した90年代のニューヨークの音楽シーンを現場目線から掘り下げる内容になっている。1位:藤井 風『Hachikō』
6月22日付のチャートで初登場1位を記録してから、4連覇を達成。海外でのコライトからビートが完成し、その後、藤井自身が映画『忠犬ハチ公』を観てメロディと歌詞を完成させた。ここで映画のストーリーを紹介。モデルとなった秋田犬のハチは、大学教授だった飼い主の上野博士の帰りをいつも駅で待っていた。しかしある日、博士が講義の最中に急死。戻ってこない博士をそれでもハチは信じて、雨の日も雪の日も、ときには野良犬と間違われて追い払われたり、ほかの犬に噛まれてけがをしたりしながら、およそ10年間、駅でじっと待ち続けた。次第に通りかかる人々がその姿に心を打たれ、のちに忠犬ハチ公として語り継がれるようになった、というもの。■今週のTOP10
1位:藤井 風『Hachikō』
2位:Mark Ronson & RAYE『Suzanne』
3位:Norah Jones & John Legend『Summertime Blue』
4位:Ed Sheeran『Drive』
5位:Mrs. GREEN APPLE『breakfast』
6位:LE SSERAFIM『DIFFERENT』
7位:RIP SLYME『Chill Town』
8位:haruka nakamura + suis from ヨルシカ『灯星』
9位:Suchmos『Eye to Eye』
10位:Sabrina Carpenter『Manchild』
『SAISON CARD TOKIO HOT 100』ではさまざまなデータをもとに、世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。放送は毎週日曜の13時から。
番組情報
SAISON CARD TOKIO HOT 100
毎週日曜
13:00-16:54
クリス・ペプラー
オフィシャルサイト
|
|