『ブラック・ショーマン』©2025「ブラック・ショーマン」製作委員会福山雅治と有村架純が初共演する映画『ブラック・ショーマン』の本予告映像と本ビジュアルが公開された。
本作は、東野圭吾による小説「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」の映画化。ラスベガスで名を馳せるほどの卓越したマジックと、巧みな人間観察能力を持ちながら、金にシビアで、息を吐くように嘘をつくという、超個性的な主人公・神尾武史を福山雅治、武史の姪であり、実父が何者かに殺されたことをきっかけに、武史とバディを組み殺人事件の解決に向けて奔走する神尾真世を有村架純が演じる。
今回公開された映像は、無数のトランプと紅葉が舞う武史のド派手なイリュージョンから始まり、武史のキャラクターを紹介、そして「お父さんがなんで殺されなきゃいけなかったのか、ちゃんと知りたい」と涙ながらに訴える真世に、「例えどんな手を使っても、俺が突き止める」と告げる。さらに、「全員嘘をついている」という文言も。誰が何のために、どんな嘘をついているのか。
ナレーションは特報1に続き、津田健次郎が担当した。
映像内で使用されている楽曲は、福山が本作のために描き下ろしたインストルメンタルのテーマソング「幻界」。福山は「主人公・神尾武史がかつてベガスの舞台に立っている頃、その登場曲をイメージして描き下ろしました」と思いを述べ、楽曲名に関しては「武史が元・トップマジシャンであること。その武史は『幻の景色を表現することができる、幻の世界の住人』というキャラクター設定で、現実と非現実のギリギリの世界を攻めていくマジシャンとしての矜持を、同じ読みとなる『限界』にかけたダブルミーニングとなっております」とコメントした。
さらに、武史が仕掛ける、謎解きとマジックの華麗な手腕を凝縮したかのようなビジュアルも完成。叔父・姪タッグの後ろには、まるで万華鏡のように登場人物が散りばめられ、彼らが織りなす人間関係や物語の広がりを示唆している模様。それぞれの表情からは、怪しいキャラクター像を予感させる。
『ブラック・ショーマン』は9月12日(金)より公開。
(シネマカフェ編集部)