ABEMAオリジナルの結婚決断リアリティー番組「さよならプロポーズ via スペイン」。7月10日に最終話が配信され、結婚観が異なる年の差カップルが“決断の日”を迎えました。
「さよならプロポーズ」は、交際しながらも結婚に踏み切れないカップルが、7日間の海外旅行を経て、最終日に“結婚”か“別れ”のどちらかを選択するリアリティー番組。
決断の日を今回迎えたのは、結婚願望がない43歳の会社経営者・タカミツさんと、30歳を目前に結婚を意識する29歳のモデル兼システムエンジニア・タマミさんの年の差カップルです。
2人は交際4年目で、タマミさんは30歳を目前に控えて将来を真剣に考えていましたが、生粋の“チャラ男”であるタカミツさんは旅の中で、「今が楽しければいいじゃん」「大好きだけど、籍を入れるのってややこしい。紙切れ一枚で法律に縛られるのは、21世紀には古いシステム」など結婚へ後ろ向きな姿勢を見せていました。
|
|
7日間のスペイン旅を通じて、ときには衝突しながら同じ議論を繰り返してきた2人。あっという間に時間は過ぎていき、“結婚かさよなら”か、2人の運命が決まる最終日を迎えました。
緊張した面持ちで、美しい青空の下で向かい合った2人。タマミさんから口を開き、「人からしたら『え、そっちを選ぶの?』って思うかもしれないけど、タカちゃんとの3年半はほかの誰にも代えがたい」「私はタカちゃんと結婚したい」「お互い支え合って、私も頑張るから、一緒に人生を歩んでいきたい」とストレートに思いを伝えながらプロポーズしました。
これに対してタカミツさんは、「本当に俺でいいの? って不安はある」と素直な思いを吐露しつつも、「毎日が夢のようだったし、一緒にいる時間はかけがえのないものだった」とスペイン旅を回顧。
「自由すぎる俺で、本当にタマちゃんが幸せになれるか自信がなかった」と迷いを見せながらも、最後には「でもタマちゃんの優しさや素直さが俺は大好き。ここで別れたくない」「だから俺と結婚してください」と覚悟を決めてプロポーズに至っています。
タマミさんは「普通の人じゃつまらない。手塩にかけて、愛情をかけるほうが私は好き」と笑顔で受け入れ、お互いに「幸せにするね」と誓い合いながらキスを交わします。さらにタカミツさんは、「一緒に住もう」と自宅の鍵を手渡し、今後の生活をともにする意思を示しました。
|
|
番組の最後では、帰国後の生活が明らかに。タカミツさんは婚姻届を書かないまま2週間のスペイン旅行に旅立っており、タマミさんは意気消沈しながらも婚姻届を準備して帰国を待ち受けます。
帰国したタカミツさんは、「(婚姻届を)用意してくれてるのはいいんだけど、オレ書くの?」となぜか煮えきらない態度で、タマミさんが「じゃあなに? 『結婚します』って言ったのウソだったの?」と問い詰めると、「そんなことないけど……オレ書くんだよね?」とタジタジに。
最終的には無事に婚姻届を書き、2人の物語はハッピーエンド。タマミさんは、タカミツさんが婚姻届に記入する姿を見ながら、「難攻不落な43歳をここまで持ってきたんだなと思うと、達成感でしかない」と喜びを語っていました。
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 ITmedia Inc. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。