
日本列島には暖かく湿った空気が流れ込みやすい状況が続き、大雨が長引く可能性も。東海や関東では局地的に非常に激しい雨の降る所がありそうです。引き続き、土砂災害や河川の増水や氾濫、低い土地の浸水などに警戒が必要です。
【あすの通勤時間の雨を確認】関東地方の雨予想シミュレーション
気象庁 大雨と高波及び雷に関する関東甲信地方気象情報(15日午後4時12分発表)関東甲信地方では、16日夜遅くにかけて、大雨による土砂災害に警戒・注意し、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。関東地方と伊豆諸島では、16日夕方にかけてうねりを伴った高波に注意・警戒してください。
[気象概況]
関東甲信地方では、太平洋高気圧の縁をまわる暖かく湿った空気や気圧の谷の影響で、大気の状態が非常に不安定となっており、雷を伴って激しい雨の降っている所があります。
16日夜遅くにかけて、大気の非常に不安定な状態が続くでしょう。
[雨の実況]
降り始め(14日17時)から15日15時までの降水量(アメダスによる速報値)
栃木県
奥日光中禅寺湖畔 99.0ミリ
那須高原 88.5ミリ
日光市五十里 84.5ミリ
群馬県
高崎市榛名山 75.0ミリ
千葉県
銚子 65.0ミリ
東京都
八王子市元本郷町 91.5ミリ
神奈川県
小田原 62.5ミリ
長野県
王滝村御嶽山 146.0ミリ
阿智村浪合 135.0ミリ
南木曽 119.5ミリ
山梨県
韮崎 166.5ミリ
南部町 160.5ミリ
富士川町最勝寺 144.0ミリ
[雨の予想]
関東甲信地方では、16日夜遅くにかけて、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨の降る所があるでしょう。雨雲が予想以上に発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合には、警報発表地域が拡大する可能性があります。また、17日にかけて大雨となるおそれがあります。
15日に予想される1時間降水量は多い所で、
関東地方北部 50ミリ
関東地方南部 40ミリ
甲信地方 30ミリ
伊豆諸島 40ミリ
16日に予想される1時間降水量は多い所で、
関東地方北部 40ミリ
関東地方南部 40ミリ
甲信地方 50ミリ
伊豆諸島 30ミリ
15日18時から16日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
関東地方北部 120ミリ
関東地方南部 120ミリ
甲信地方 120ミリ
伊豆諸島 100ミリ
その後、16日18時から17日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
関東地方北部 100ミリ
関東地方南部 50ミリ
甲信地方 120ミリ
伊豆諸島 50ミリ
[波の予想]
関東地方と伊豆諸島の海上では、うねりを伴いしけとなり、16日夕方にかけて気圧の傾きが予想以上に大きくなった場合には警報級の高波となる可能性があります。
15日に予想される波の高さ
関東地方 5メートル うねりを伴う
伊豆諸島 5メートル うねりを伴う
16日に予想される波の高さ
関東地方 5メートル うねりを伴う
伊豆諸島 4メートル うねりを伴う
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