日本限定14台。アルピーヌ、“創業トリコロール”を採用した『A110』70周年記念モデルを設定

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2025年07月15日 17:40  AUTOSPORT web

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特別限定モデル『A110 R 70 BLEU BLANC ROUGE(アール・ナナマル・ブルー・ブラン・ルージュ)』を導入
 登場からすでに数多くの限定バージョンが存在し、直近にはブランド創立70周年を記念し“R 70”をローンチしているアルピーヌの『A110』シリーズに、創業時に披露したモデルがトリコロールカラーであったことにちなみ、専用の内外装に加えBLEU(ブルー/青)、BLANC(ブラン/白)、ROUGE(ルージュ/赤)のペイントを採用した特別限定モデル『A110 R 70 BLEU BLANC ROUGE(アール・ナナマル・ブルー・ブラン・ルージュ)』を導入。7月10日より27日までの期間限定で注文受付が開始されている。

 その軽量さを武器に独自のドライブフィールを磨き込み、登場から瞬く間にライトウエイトスポーツの新基準となった同車だが、発売以来好評を得てきた“R”バージョンの最終モデルとして、世界で770台限定の“R 70”を設定していた。

 同バージョンでは徹底的な軽量化による運動性能の向上を目指し、フロントボンネット、ルーフ、リヤフード、リヤスポイラー、そして18インチホイールにも軽量なカーボンを採用。もとより軽量なA110の車両重量をさらに1090kgまで削ぎ落としつつ、強力なダウンフォースを生み出すべくエアインテーク付フロントボンネット、大型のディフューザー、サイドスカート、スワンネックタイプのリヤスポイラーマウントなどを装備する。

 脚元ではセミスリックタイヤのミシュランPSカップ2やアジャスタブルレーシングダンパー、ブレンボ製ブレーキキャリパーといった走りのレベルを向上させるパーツが標準で装備され、軽量なアクラポヴィッチ製エキゾーストシステムもオプションで用意される。

 そんな集大成的モデルに用意された今回の限定車は、アルピーヌ創業者のジャン・レデレが最初のモデル『A106』を披露する際に、赤、白、青のトリコロールカラーを選んで写真撮影を行ったというエピソードにちなみ、その際に撮影された1枚の写真に着想を得て製作された。

 このアルピーヌA110 R 70 BLEU BLANC ROUGEは、装着されているカーボンパーツのうちボンネット、ルーフ、リヤフードがボディ同色にペイントされ、ルーフには70周年ロゴをデザイン。ルーフをペイントする際にロゴの部分はペイントせずにカーボン地を残すことで描かれるレーシーな仕立てとなっている。

 一方のインテリアはボディと共通カラーとなり(ブラングラシエのみグレーインテリア)、専用2トーンデザインのサベルト製軽量フルカーボンモノコックバケットシートを装備。さらにR専用アクラポヴィッチ製チタンエキゾーストやカラーストライプ付(ボディ同色)カーボンホイール、ライトグレーブレーキキャリパーが装備される。

 世界で210台(各色70台)のみ販売される特別な限定モデルとされ、日本での販売台数はブルーキャディが4台、ブラングラシエが5台、ルージュマニエティックが5台の計14台に。申し込み多数の場合は抽選による販売となり、左右ハンドル仕様が選択可能で価格は1850万円(税込)となっている。

●アルピーヌ コール:0800-1238-110●公式サイト:https://alpinecars.jp

[オートスポーツweb 2025年07月15日]

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