MBS社長、TOKIOテラス放送休止に苦渋「先が見えないような説明を受けた」

MBSテレビの虫明洋一社長（63）が15日、大阪市内で会見し、無期限活動休止した元TOKIO国分太一がMCを務め、現在放送休止中の「TOKIOテラス」（土曜午前6時）について言及した。

虫明社長は、STARTO ENTERTAINMENT社の関係者が先週、説明に訪れたことを明かし、「国分さんがコンプライアンス上の問題を認め、無期限活動停止に入った。その理由は分かりませんということを説明に来られたと聞いている。状況的には、僕達としては、その先が見えないような説明を受けたのが事実。わが社としては説明を求めていく方針は変わらない。大事な番組が休止になってますが、状況は変えられないなと。新たな情報が寄せられたところで、わが社、MBSグループの人権的な憲章と照らし合わせて、再開に値するかを判断する」と説明。

放送再開については、「とても申し上げられるような状況にない」とし、「営業も困りながら説明して、ご理解いただいている状況」と困惑している様子をにじませた。

国分をめぐっては、6月20日に、過去のコンプライアンス上の問題行為発覚を受けて「ザ！鉄腕！DASH!!」を制作する日本テレビ福田博之社長が対応し、国分の降板を発表した。MBSテレビでは、翌21日早朝に控えていた「−テラス」の放送を急きょ、取りやめ。24日には、「当面の間、放送を休止致します」と公式サイト上で発表していた。