3LDK、家賃4万の団地で好きなものに囲まれて暮らすお部屋のルームツアー動画が「ステキ」と話題になっています。
YouTubeにルームツアーを投稿したのは、ステキなお部屋のルームツアーを発信しているアカウント「Roommyルームツアー(@Roommy_Roomtour)」です。紹介されているのは、築50年のフルリノベーションの団地の一室をDIYなどで自分らしい空間に変えたお部屋です。
この部屋に住んでいるのは、3人のお子さんが独立し、一人暮らし7年目のaya***(@aya_aya1128)さんです。古い家具や雑貨が好きで、お手頃な物を見つけては、コツコツ集めてきたのだそうです。そんな好きなものに囲まれたナチュラルで温かい雰囲気のお部屋を見せてもらいましょう。
玄関を入って正面には洗面台があります。洗面台は生活感が出てしまうため、グリーンやお花を飾ってナチュラルな雰囲気を楽しんでいるそうです。洗面台の隣にあるドアは使わないため、白いカーテンで目隠しすることですっきりとした印象に。
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玄関の備え付けのフックにはほうきやちりとり、バッグなどがかけられており、これ自体がインテリアの1つとなっています。下駄箱は湿気がたまりがちなのでカビ対策として扉を開け、コットンレースで目隠しをしています。
玄関には、ブリキ缶や鏡、棚や防災グッズなど、いくつものアイテムが置かれていますが、それぞれがその空間になじんでいます。
洗濯機の周辺には、突っ張り棒に板をのせたシンプルなラックを設置し、ハンガーをかけたり、ソフトボックスに洗濯ネットなどを収納しています。
むき出しの排水管にはS字フックでグリーンを飾っていますが、aya***さん自身は、このむき出しの排水管が団地ならではの風景なので、とても好きなのだといいます。
次は、aya***さんが玄関から入ったときのこの風景がすごく好き、というお部屋を紹介してくれます。ドアを開けると……広い空間が目に飛び込んできます。
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部屋を広々と使いたかったからと、間仕切りのふすまを全部外して、リビング・ダイニング・寝室をつなげ、ワンルーム風に使っているとのこと。
正面には大きな窓があり、お部屋全体が明るい印象です。木のぬくもりを感じるナチュラル系の家具とグリーンやお花がバランスよく配置されており、床には玄関と同じクッションフロアを敷いているといいます。
存在感のあるダイニングテーブルと椅子のセットはオークションで購入、ライトやラグなど、それぞれネットショップ、実店舗、蚤の市など、さまざまな場所にアンテナを張って、好きなものを迎え入れていることがわかります。ステキ。
カゴの中にあまり見せたくないルーターやテーブルタップなどを収納したり、リンゴの木箱を立ててその中に雑誌を置いたり、ハンドメイドの棚があったりと、同じブランドやシリーズでまとめているわけではないのに、決してバラバラではなく、統一感があります。窓側は多肉植物やお花があふれており、古家具のキャビネットの佇まいがステキです。
リビングは、ダイニングとの間に大きめのソファを置いて、空間を仕切っています。aya***さんいわく、動線は少し悪くなるものの、一人暮らしのため、好きな配置にしているとのこと。それができるのが一人暮らしのいいところですね!
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イラストレーターの松尾ミユキさんがデザインした鳥とリスのクッションカバーが特にお気に入りだそうです。ソファの前には、ラグ、ちゃぶ台、座椅子などが置かれています。心地よさそうな空間です。
また壁際には、息子さんが高校卒業まで使っていたという雑貨屋さんで見つけた古い机が配置されています。今は本棚や小引き出し、ドライフラワーなどが飾られた落ち着きのある空間になっています。
文机をテレビ台として使っており、ハンドメイドで作った棚にはお子さんの写真や小物などが並べられています。
寝室はごちゃごちゃと飾らず、シンプルを心がけているそうで、ベッドの頭の部分に古家具の小さな机を置いて、アロマグッズやライトを配置。ラグやシーツ、クッションなどがやわらかい色合いで、落ち着く空間です。寝室から、ダイニングやリビングの方を眺める景色も好きなのだそうです。
キッチンの入り口の古家具には、コーヒーグッズが飾られています。小ぶりの食器などは水屋箪笥(みずやだんす・食器棚)に収納されており、ゆらゆらと揺れたように見えるガラスがおしゃれです。
細長くコックピットのようだというキッチンは、狭く、場所が限られているからこそ、試行錯誤して作り上げた場所だといいます。エプロンはすぐに取れるようにフックにかけ、古家具やリンゴの木箱を食器棚として使っています。小さな家具だと、模様替えもしやすいそうですよ。
キッチン収納はステンレス製のワイヤーバスケットや仕切りスタンドなどを上手に使い、小ぶりの器やプレートを収納。ほかの棚には、毎日使うわっぱのお弁当箱や大皿、aya***さんが愛してやまないという器類が収納されています。
飾り棚を付けられるよう、板壁を手作りし、そこに大好きなキッチン雑貨を飾りつつ、見せる収納スペースにしているといいます。キッチンの窓台には小さなお花やハーブが飾られています。
シンクまわりはガスの配管スペースを使って鍋のフタを置いたり、給湯器にマグネットフックを付けて、スライサー、たわし、輪ゴムなどをかけています。スペースの活用が上手! キッチン雑貨も1つ1つにこだわりがあることが伝わってきます。
aya***さんのお部屋はどちらかというと物が多いのですが、1つ1つの「もの」や「空間」への愛着を感じ、それぞれがそこに存在すべくして存在している、という印象を受けました。物が多くても、こんなになじんで、使いやすそうで、ホッとできる空間ができるんですね! とてもステキなルームツアーでした。
動画を見た人からは「センス良すぎて団地とは思えない!! 素晴らしい」「こんなに素敵なお部屋、毎日楽しいでしょうね。みているのも楽しいです」「生活を楽しんでますね。お買い物もお上手でセンスが光ってます。見習いたいところばかりです。居心地のよいお部屋ですね〜」などの反響が寄せられています。
動画提供:Roommyルームツアー(@Roommy_Roomtour)さん
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