
フィリピンの東の熱帯低気圧が、今後24時間以内に台風に発達する予想です。台風に変わると予想される熱帯低気圧は、今週末の19日(土)ごろに沖縄(先島諸島)に近づく可能性があります。三連休の沖縄の海上では波が高くなる恐れがありますのでご注意ください。
新たな「台風」発生へ 沖縄に影響か?
今日16日(水)午前9時に気象庁は、フィリピンの東にある熱帯低気圧が今後24時間以内に台風に発達すると発表しました。台風に発達すると予想される熱帯低気圧は、北西方向に進路をとり、発達しながらバシー海峡付近を通過し、南シナ海に進む見込みです。
現在の予想ですと、日本への直接的な影響はないものの、沖縄付近(先島諸島)では波が高まり、台風周辺の湿った空気の影響で雨が一時的に強まる恐れがあります。今週末の19日(土)頃に最も近づく予想です。夏休み最初の三連休ということもあり、旅行を予定されている方もいるかもしれません。最新の台風情報にご注意ください。
高波に注意 台風が離れていても 海には近づかないで
台風が近づくと波が高くなり、台風の中心付近では、波の高さが10メートルを超えることもあります。沿岸部では、大雨や暴風だけでなく、高波にも注意が必要です。
そこで、台風が近づいている時に、絶対にやってはいけないことは、海に近づくことです。海の様子を見に行ったり、サーフィンや釣りを楽しんだりすることは、高波にさらわれる恐れがありますので、とても危険です。
また、台風から離れていても、油断はできません。天気は穏やかなのに、台風から発生した「うねり」が届いて、急に高波が打ち寄せることもあります。波浪警報や波浪注意報が発表されている時には、むやみに海に近づかないでください。
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